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Visual FrontierがFREE だった GUY。2021/12/18

FREE GUY (吹替版)を見た!

面白かった! やっぱりアッパーなアクション・コメディ映画は良い! 分かりやすい! 一番可愛げある女性がヒロインだし、一番残忍で暴力的な奴が敵だ。気弱なオタク青年はすごい技術を持ってるし、その友人のおしゃべり野郎はピンチなタイミングでいいとこを見せ、画面ではしょっちゅう爆発が起こって、ヒーローはガラスを割って登場する。

そういう安定感のあるムービーが見たかった私にとってはまさに求めていた映画だったと言える。ラーメンが食べたくてラーメン屋に入り、しっかり美味しい豚骨ラーメン食べて帰ってきた感じ。これは事前に知らなかったのだが、ヒロイン役の吹替が早見沙織さんだったのも良かった。思わぬところで贔屓にしている声優の演技を聞くというのは、ラーメン屋で味玉がサービスされたくらいの嬉しさがある。

ネタバレにならないように内容を話すと、オンラインゲームの世界……(今流行りのメタバースというやつ?)に登場するNPCモブに人格が芽生えていく……という話なのだが、こういう「人間に作られたAIが人格に目覚めていく」みたいな展開は好きだ。イヴの時間とかドリームクラブとか類似作品は多くあるけれど、そういえば海外映画だとそんなに覚えがない……

と書こうとしたけど、「ターミネーター」があったわ。Aiが人格を持つ大作だった。FREE  GUYとアクション映画という点でも共通している。海外では、「AIが人格を持つ=戦いだ!」みたいな考えがあるのかもしれない。私は戦いも好きだけれど、このシチュエーションに限っていうなら「人格を持ったAIが人間と触れ合うことで生じるギャップ」に焦点を描いた作品も好きだ。

フィクションではなく現実世界でも、AI技術はどんどん高度になっていると聞くし、AIがウィットに富んだジョークを言って私を笑わせてくれる日も近いだろう。楽しみだ。

さてオンライン世界・メタバースといえば、私も利用している「VRChat」というサービスで本日よりとあるイベントが開催された。その名も「Visual Frontier」。ビジュアル、という言葉からもわかる通りイラスト展示会イベントだ。それにブース出展参加させてもらった。(この日記を読んでるあなたは知らないかもしれないが、私はキャラクターイラストを描くのが趣味のひとつだ)

上記が私のブースだ! 右側でピースしてるのが私のアバター、そして絵がでかい! かなりのインパクトだ! VRで大きなイラストを眺めるというのは迫力があって非常に良い。現実の美術館には不可能な画像サイズができるのはVRの特権で、それを万全に生かした形だ。

会場のエントランスはこんな感じ、近未来的なデザインが非常にクール。かなりクオリティが高く見て回るだけで楽しいし、参加できて良かったと思えるイベントだ。

回廊にブースが配置されている。様々な参加者が出展しているため、それぞれのブース毎にイラスト雰囲気ががらっと変わるのが面白い。キュート……クール……レトロ……コミカル……様々な個性が発揮されているのも見どころだ。

しかしこのイベント、ブース出展が無料だったのだ。もちろん一般参加(イラストを見に行くことだ)も無料。無料!? FREE!? FREE GUYも驚く圧倒的タダだ。どういうマジックなんだ? こんなにクオリティの高いイベントが無料……、イベントの裏でドラッグを売ってても私は驚かない。それはさておき、ハードルが低く参加することができてとてもありがたく思っている。

しかも、クオリティが非常に高い! 私は「まあ無料のイベントだしなぁ」と何の期待もしないアホ面をぶら下げて展示を見に行ったのだが、その会場のクオリティの高さとブース出展……周りのイラストのレベルの高さに度肝を抜かれた。そして、「私のブース、大丈夫か!? 周りから見劣りしてないか!?」 とビビったのは正直に告白しておこう。

まあその真偽は読者の皆さんが実際に展示会に遊びに行ってみてもらうとして、このイベントが素晴らしいものであったということは日記に記しておこう。かくいう私も3つある会場の中の自身のブースがある会場しかまだ見ていない。これからゆっくり他ワールドを回る予定だ。

イラストを描くのが趣味の人間は、本質的に「見せる」機会を欲している。別にイラストに限らず全ての創作はそうだと思うが、その「作る」と「見せる」を繋いでくれる存在はリスペクトせざるを得ない。だからもし、このイベントの主催がヤクに狂っているイラスト大好きジャンキーだったとしても、私は尊敬するし、一緒に何かを吸引したりするだろう。

そして、そういったイベントに出展すると、モチベーションに大きな影響を受けるのも素晴らしい。簡単に言うと、「やる気が出る」ということだ。周りのイベント参加者のレベルが高く、「負けてられないぜ!」という気持ちになるのが嬉しいのだ。これはドラッグではもたらせないやる気というガソリンだ。イラストの実力向上に必要不可欠で、そういった燃料補給を年末にできたのはまさに僥倖だったといえるだろう。

よ~し、これからもイラストがんばるぞ!



「……それなのにこのカスみたいな日記サムネイルでいいのか?」と思ったあなた。…………勘のいいガキは嫌いだよ!



勘のいいガキは嫌いだが、ハートマーク♡を押してくれる気が利くガキは嫌いじゃない。どうかひとつ、よろしくね!

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