12月17日（木）結果報告【キャドシステム】

昨日のドル円は下落となりました。

前日のNY市場ではFOMC直後に一時103.92まで上値を伸ばす場面もありましたが104円手前では戻り売りが強まり、昨日はドル売りの流れが続きドル円は下落となりました。

下落の要因は対欧州通貨でのドル売り圧力や、アメリカ金融緩和長期化観測となります。

また、欧米株の底堅い動きはリスクオンのドル売り材料となっています。

昨日発表された指標、アメリカ12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や新規失業保険申請は予想を下回る結果となっています。

NY市場の序盤に約9ヵ月ぶり安値となる102.89まで急落しましたが、103円割れとなると下げ渋り引けにかけて反発しました。

アメリカでは9000億ドル規模の追加経済対策の合意が近づいているとの報道もあり追加経済対策の合意期待、長期金利の上昇が支援材料となっています。

ユーロドルは急上昇となりました。

要因はドル円と同様、ドル安となったことでユーロドルが上昇する形となっています。

フランスのマクロン大統領がコロナで陽性と診断されたとの報道があり一時は上値が重たくなった場面もありましたが反応は限定的です。

昨日の利益は5,537円でした。

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