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DWGビューワを活用する-CADWe'll Tfas-

AutoCADのデータ(DWG)を受け取った時にCADWe'll Tfasで開けないということがたまにあります。

その理由は以下の2つの可能性が高いです。

1)今現在使っているCADWe'll Tfasのバージョンで対応していないDWGバージョン(最新版など)のCADデータの場合

2)データが破損してる

1)の場合はDWGビューワでDWGのバージョンをダウングレードしてみると開ける場合がありますので、今回はそのお話しです。

ビューワを活用する前に開けないDWGデータのバージョンを事前に調べておきましょう。(下記記事参照)


DWGビューワの概要(無償でダウンロードできます)
名称:Autodesk DWG TrueView 2018(2020/05/07現在最新版)
できること:
1)DWGデータの閲覧、印刷
2)DWGデータのバージョン変換
開けるデータ形式:DWG,DXF,DWF
ダウンロードURL:
https://www.autodesk.co.jp/products/dwg

Autodesk DWG TrueView 2018でDWGデータのバージョンを下げる

1.Autodesk DWG TrueView 2018を開く
2.上部メニューの「DWG変換」のアイコンを左クリック

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3.DWG変換ウィンドウのファイルツリータブの「ファイルを追加」アイコン(図の赤丸部分)を左クリックして対象のDWGデータを選択する

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4.選択したDWGデータがファイルツリータブ内に表示されたら、「変換設定を選択」で変換したいバージョンを選択(左クリック)して、下部の「変換」ボタンを左クリックする

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※あまり古いバージョンだと文字化けする場合があります。2010形式か2013形式が比較的大丈夫なようです。
※DWGデータは上書きされてしまうので、元データを取っておきたい場合は事前に別フォルダにコピーしておきましょう

5.4で変換したDWGデータをCADWe'll Tfasで開く

これで無事DWGデータがCADWe'll Tfasソフトで開けると思います。
もし開けない場合は、データが破損してる可能性が高いかな?

※CADWe'll TfasソフトとDWGデータの互換性は以下参照
・CADWe'll Tfas 11:AutoCAD2020まで(ダイテック公式サイト
・CADWe'll Tfas 10:AutoCAD2018まで(ダイテック公式サイト
・CADWe'll Tfas9:AutoCAD2017まで(ダイテック公式サイト
・CADWe'll Tfas 8:AutoCAD2016まで(ダイテック公式サイト

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
これは古いバージョンのAutoCADソフトしか持っていない時にも使えます~

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