診察の、おススメの受け方(精神科)
毎回の精神科受診で心がけていることがある。
「短い診察時間を、いかに有意義なものにするか」
それを模索している中、アップした写真の「気持ちシール」というのを
見つけた。近所の文房具屋さんで。(見づらくて申し訳ありません!)
毎日、その日の気分に合った色のシールを、スケジュール帳か何かに貼っていく。
私は、最初、そのシールを貼っていたスケジュール帳ごと先生に見せて
いたのだが、そうすると、私のプライベートが丸見えで恥ずかしくなり、
貼っていって残ったシートを見せることにした。
そうすると、どの色のシールがいちばん減ってるかで、その月の気分の
波が一目瞭然だから。
いちばん左のピンク色のニコニコマークがベストのように思いがちだが、
実は、躁っぽくも鬱っぽくもない真ん中の緑色のシールが減っていくのが
理想で、私の主治医はこんな提案をしてくれた。
「シートがV字型になるように心がけよう」
!!なんという頭の良さ!さすがお医者さん!と私は思った。
そして、先生はこう付け足された。
「だけど、人間だから、きれいなV字型になるとは限らなくて、気分の揺れ動きがあるのが当たり前。いいことがあればハッピーだし、逆にやなことが
あれば調子も悪くなる。そんなときに大切なのが『静観する』ということ
なんですよ。」
つまり、元気な時も不調な時も、静かに一歩引いた眼で、自分の状態を俯瞰して、「自分は今、元気すぎるから、ちょっと抑えなきゃ」とか「元気が
出ないけど、これがいつまでも続くことはないから大丈夫。今はゆっくり
休もう」といった具合に、セルフコントロールをしていくわけだ。
とっても便利なアイテム。(ちなみに、シートの写真から、この月は気分の調子が低めだったということが読み取れる。)
そして、大切なのは、「睡眠・食欲(これは基本となるバロメーター)、
便通(これは薬の副作用として便秘というのがあるから)、活動と休養の
バランスがとれてるか」この3点の報告。
あとは、日々の生活の中で、「あ、これ、今度の診察で先生に言わなきゃ」と思ったことを、忘れないうちにその都度メモしておいて、
それを診察の前の晩か、当日の朝か、あるいは待合室で、まとめておく。
そのメモを見ながら、先ほどの3点の報告のあとに、「今日はこの他に、
ご相談したいことが〇点ありまして(できるだけ3点くらいにまとめられるとよい)、」と前置きをしてから話す。
とかく、前回の診察からその日までにあった出来事などをバーッと話してしまいがちだが、このようにまとめておくと、診察がスムーズ。だよ。先生も
「いつもわかりやすいようにまとめて話してくれるから助かります」と言ってくれました。偉そうに、すみません💦
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