見出し画像

【観たメモ】ストレンジャー・シングス〈シーズン2〉(Netflix)

備忘録的に、観たものや読んだものをメモしています。
「人が読んでも分かるように」「あとから分かるように」を意図して書かれていません。

視聴はこちら(※Netflix入会が必要)

怪物に誘拐されて戻ってきた少年が、あまり親しくない子から「ゾンビ小僧」とからかわれるんだけど、本当に悲しかったのは親しい友達や家族の無意識な異常扱いだったというのがリアル。

12歳くらいの子と、未知の存在があわせて出てくる作品が多い理由があるのかも。
未知の存在を見つけたら「自分たちだけの秘密にしたい」「大人に知られたらこの秘密がなかったことになってしまうのが嫌だ(怒られるのが嫌だ、とかではない)」
と考えて隠そうとするのが、この年代にしかない感覚かもしれない。
怪物かもしれない生物を見つけたとき、もう少し大人な子だったら「大人に任せよう」で終わりそう。

子供にとって約束は独特の重さのようなものがあると思う。

誰かの願望(ある人に会いたいとか)が、並行世界(可能世界)に現れている。

根からの優しい人は、優しさを素直に受け取れない人のことも受け入れてるのかなと思った。
怪物の秘密を知らない人が優しくしてくれたとき、秘密を知っている側の事情で素直に受け取れなかったり。
でもその状況に耐えられなくて、知っている側が知らない範囲でできる助けを求めて、それをきっかけにその人も巻き込まれたり。

照明の明滅をつかった演出、『パラサイト』にもあった。

怪物だと気づかずに家で飼ってた子、周囲からおかしいと言われて、あとで襲われそうになったときも、飼ってたときのこと覚えてるよね?と話しかけたり好物をあげたりするところの素直なところ良いなと思う。

カメラや電話や音楽に1980年代を感じる!

好きな女の子をダンスに誘えなかった子に、友達のお姉ちゃんが「あの年代の子はバカなの」って言うの優しい…。
その子にアドバイスしてあげたのはお姉ちゃんの彼氏だったのだけど、お姉ちゃんと彼氏が出会ったところが何となく想像される。

マイクも優しい…姉弟どっちも優しい…。

頂いたサポートは、作品に還元していきます。