読書1 わが家の夕めし

2023/2/6
「わが家の夕めし」池波正太郎 
昭和44年以降の6年間に書かれたエッセイを集めた随筆集。(ところでエッセイと随筆って同じ意味なのかしら?)
内容は多岐にわたっているが、歴史小説を多数書かれているだけあって、歴史に関する記載が多い。
新撰組、西郷隆盛、徳川吉宗…などなど。

歴史上の人物が出てくる文章を読む時、すっと頭に入ってくるのは、「顔」が浮かんでくる時。
私にとって、近藤勇は香取慎吾だし、土方歳三は山本耕史だし、芹沢鴨は佐藤浩一なのだ(そう、NHK大河ドラマ、新選組!です。)。徳川歴代将軍の顔はなぜか女性の顔が浮かんでくる(よしながふみの大奥です。今、ドラマもやってますね。)。西郷隆盛と奄美といえば、林真理子さんが大島紬を着て現れるのです(西郷どん!ただし、ドラマではなく小説の方。)。
逆に言うと、顔が浮かばない人は頭になかなか入ってこないということ。

最近観てないけど、大河、観てみようかな。歴史小説も読みたいな。これまで娯楽として観たり読んだりしてきたものだけど、本やドラマは、その時楽しいだけでなく、その後の世界を少し豊かにしてくれてもいるんだなと思った。

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