読書5 「自分の中に毒を持て」

「自分の中に毒を持て」岡本太郎

数年間積読していた本。
よく、テレビや雑誌でもよく紹介されているので、存在はずっと知っていた。そして、これだけ色々な人がお薦めしているのだから、なにか心に触れるものがあるのだろう、そう思って買った。
それなのに読む気にならず、放っておいた。よくある自己啓発本の類だと思ったから。

今日は、なんとなく精神的に辛くて、自信もなくなって、投げやりになって、毒を持つ余裕なんてない気分だった。読み始めてもすぐうんざりして嫌になるだろうけど、ちょっとだけ読んで早く寝ようと思って読み始めた。

思ってたような軽薄な本じゃなかった。前向きになったというのとも、やる気が出たというのとも、自己肯定感が上がったというのとも違う。でもなぜか気持ちが落ち着いた。

斜め読みしかしてないので、なんでか、わからない。また辛くなったら読もうと思った。

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