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4年後のワールドカップメンバーを予想しよう大会2022 ~ウルグアイ代表編~

こんにちは。今回は「4年後のワールドカップメンバーを予想しよう大会 ~ウルグアイ代表編~」ということで、2026 W杯ウルグアイ代表メンバー予想を2022 W杯開幕前に行うという需要ゼロ自己満の企画をお届けします。「~ウルグアイ代表編~」とありますが他の代表についてやるつもりはありませんので、皆さんが、贔屓にしている代表についてぜひやってみてください。

※Sub-17およびSub-18ウルグアイ代表の来日を機に、アトレティコだけでなくセレステのアンダーカテゴリーも観るようになり、この企画をやろうと思いました。しかし2022 W杯のメンバーと大きくは変わらないという、つまらない結果になったことを先に謝罪しておきます……


選出選手

さっそくですが、選んだ26人はこちら👇

transfermarktのツール

各ポジションの枠(人数)は現在の召集の傾向に則って決めています。前述したとおり、面白げのない結果となってしまいました……。サイドに優秀な選手が多く、433でも面白いメンバーだと思いますが、並びはこんな感じを想定しています。

各選手の選出理由はきちんと考えているので、以下ではそれを紹介します。


選出理由

・Goleros

3枠の役割は「ベテラン(W杯経験者)」「レギュラー」「自由枠」であり、それぞれ順にロチェ、イスラエル、メレとして選出しました。2022 W杯ではロチェがレギュラーですが彼は既に29歳と若手でないため、今回(2026年)はベテランのW杯経験者としての役割を担ってもらいます。そしてレギュラーに据えるのはウルグアイの若手GKで現在最も期待されている、イスラエルです。もちろんイスラエルの成長度によってはロチェが引き続き正GKの可能性もありますが、18歳の頃からヨーロッパで学んでいる彼には大きな期待をしています。最後に自由枠をPKストッパー枠と設定し、PKストップを得意とするメレを選びました。2014 W杯オランダ代表クルルによるPKストップの印象がとても強く、W杯のトーナメントを勝ち上がる上では職人が必要だと判断した次第です(クルルは実はPK職人ではありませんでしたが……)。彼が正GKとなる可能性も十分あります。自分で言うのもアレですが、年齢や役割などバランス良く、実際に的中しそうな選出になったと思います。


・Defensas

まずはセントラル(CB)についてです。ヒメネス、アラウホ、サンティ・ブエノ、セバスティアン・カセレス、アラン・マトゥーロを選出しました。ディフェンスリーダーを務めてもらうのはヒメネスです。正直なところ、怪我がちなところや前任者ゴディンの偉大さもあり、本当に引っ張っていけるのかといった不安はあります(クラブでも同じような状況)。しかしタバレス前監督に19歳でW杯の舞台を経験させてもらい、23歳ですでに2大会(カタールW杯に出場すれば27歳で3大会)に出場している彼には資格と責任があり、やってもらわなければ困ります。そのヒメネスとコンビを組むのはアラウホです。太腿の手術によりカタール大会の出場が危ぶまれ、2026年大会がW杯初舞台になるかもしれません。それでも彼なら難なくこなせるどころか先頭に立つことすらできると思っています。異論はないでしょう。そしてカタールW杯代表の当落線上にあり、次のW杯でキャリアの全盛期を迎える可能性が高いのが、サンティ・ブエノとセバスティアン・カセレスです。ブエノはまだA代表デビューをしていないですが、今季のプレーを継続し、ステップアップすれば主力も狙えると思っています。S. カセレスは現在の6番手であり、監督がディエゴ・アロンソのままであれば選ばれるでしょう。最後に、本当に本当に期待しているのが現在18歳のマトゥーロです。左利きのCBで間違いなくウルグアイの将来を担う逸材です。名前を覚えてからこのnoteを閉じてください。将来確実に自慢できますので。

続いて右ラテラル(SB)。フェデリコ・ペレイラとジョバンニ・ゴンサレスを選出しました。カタールW杯に臨む純粋なRBはおそらくダミアン・スアレスとギジェルモ・バレラなのですが、それぞれすでに34歳、29歳とベテランです。ダミアンよりも若いバレラは絶対的な主力であれば2026 W杯にも選出されるでしょうが、そうではありませんので2人とも入れ替えました。主力で守備的なのがペレイラで、経験や攻撃面を考慮してジョバンニを選びました。アラウホ以外に絶対的なCBが固定されれば、彼がラテラルを務めることもあり得ます。

最後に左ラテラルです。オリベラとピケレスを選出しました。カタール大会でも主力のオリベラはまだ25歳であり、次のW杯にも選ばれること間違いなしでしょう。もう1枠は非常に悩みましたが、これまでに見てきた中でマイナスの印象が少ないピケレスにしました。ビーニャやSub-20代表のデ・リティスは現段階では個人的にそこまでの評価をしていないのですが、まだ4年もあるので正直わからないところではあります。他にもオラサやサラッチなど多くの候補がいるため、このポジションはしばらく安泰でしょう。


・Mediocampistas

CM、DM枠の5人は、バルベルデ、ベンタンクール、ウガルテ、ファブリ・ディアス、サナブリアです。すでに主力のバルベルデ&ベンタンクールは当然としてウガルテも異論なしだと思います。カタールW杯でコンビを組むこの2人が、まだまだキャリアの全盛期で次のW杯にも出られる。幸せがすぎます。ウガルテを底に据えた、4-3-3の中盤三枚も想像するだけで数年は生きていけますね。また、F. ディアスもSub-20代表のカピタン(キャプテン)であり個人的には順当な選出だと考えています。これからに向けて1つ言っておきたいことは、ピボーテ(アンカー)よりもインテリオール(インサイドハーフ)として育っていってほしいということです。そして、おそらく人によって変わってくるのが残りの1枠です。選出確実だと言える選手が見つからず、ここが今回の26人の中で1番悩みました。最終的な決断は期待と願望を込めてのサナブリアにしました。序列やキャリアなどどれを鑑みても現状だと選ばれる可能性はおそらくないでしょうが、アトレティコ贔屓での選出です。

つづいてAM(OMF)。皆さんご存じ、デ・ラ・クルスとデ・アラスカエタです。そもそもAM枠が必要なのかといった問題もありますが、スカッド全体の年齢が低くなったためここが経験を重視した選考になりました。彼らを超える選手にあまり検討がつかなかったのもあります。そして彼らは南米でのプレー経験しかなく、特にデ・ラ・クルスは欧州に出ていきさらに飛躍すると考えたため現在と全く変わらない2人になりました。


・Delanteros

エストレーモ(WG)は3枠で、ペリストリ、オカンポ、ファク・トーレスです。ディエゴ・アロンソが監督のままであればペリストリ、カノービオ、ディエゴ・ロッシ(2022 W杯もこの3人だと予想)の気がしますが、自分の好みとプレーを観た回数などを考慮してこの選出になりました。一昔前よりもこれぞウィンガーと言える選手が増えてきたので候補選手がとても多く、好みが強く出るはずです。

デランテーロ(CF)は、ヌニェス、サトリアーノ、カナリオ・アルバレス、ニコ・シリです。ヌニェスは確実にカタールへ行きますし、2026 W杯メンバーにも選ばれるでしょう。ただ、スアレスらがいなくなったときにどれだけの貢献ができるかは未知数です。そこでヌニェスのライバルとして台頭してほしいのが、サトリアーノとカナリオです。共に2001年生まれの彼らはすでに活躍の場をヨーロッパに移しており、順調にステップアップしていける才能と野心があります。ヌニェスがサイドに流れてWG的な役割をするならば、9番の選手が必要でありその候補がこの2人です。そして最後の1枠は期待の若手、ニコ・シリです。マトゥーロと同じく名前を覚えておいて損はない選手です。


尻すぼみになっていった感は否めませんが、以上が26人の選出理由です。


その他の候補

続いて、少しずるい気もしますがここには迷った選手を書き残しておきます。

GK ギジェルモ・デ・アモレス Guillermo de Amores
CB ブルーノ・メンデス Bruno Méndez
CB ガストン・アルバレス Gastón Álvarez
CB アグスティン・ロヘル Agustín Rogel
RB マテオ・ポンテ Mateo Ponte
LB マルセロ・サラッチ Marcelo Saracchi
LB マティアス・デ・リティス Mathías De Ritis
DM ナチョ・ソサ Nacho Sosa
CM ダミアン・ガルシア Damián García
CM ロドリゴ・チャガス Rodrigo Chagas
AM ロドリゴ・サラサール Rodrigo Zalazar
AM フランコ・ゴンサレス Franco González
RW アグスティン・カノービオ Agustín Canobbio
RW レンソ・サンチェス Renzo Sánchez
LW ディエゴ・ロッシ Diego Rossi
CF マティアス・アレソ Matías Arezo
CF ティアゴ・ボルバス Thiago Borbas

他にも多くの選手が候補ではありますが、正直キリがないのでこの辺にしておきます。


最後に

自分の好きなように選ぶばかりでなく、少し的中させようと考えこんでしまったためとても時間がかかりました。繰り返しになりますが、その影響でつまらない結果になってしまいましたので、「2000年以降生まれで今期待している若手選手」というお題でメンバーを選考したものを最後に載せて終わりにしようと思います。

サトリアーノやペリストリらも対象ではありましたが、なるべくまだ名前が知られていない選手を選出しました。前線はほかにも選出したい選手が多くいたのですが、後ろはあまり思い浮かばず少し苦労しました。(ここは本当に本当の自己満なので「ふーん、、、」程度で流してください)

ファクンド・マチャド Facundo Machado
アラン・マトゥーロ Alan Matturro
フアン・ロドリゲス "Juanchi" Juan Rodríguez 
ナチョ・アレグレ Nacho Alegre
フアンぺ・エチェベリア Juanpe Echeverría
ダミアン・ガルシア Damián García
ティアゴ・エルゲラ Thiago Helguera
レンソ・サンチェス Renzo Sánchez
ホアキン・ラベガ Joaquín Lavega
フランコ・ゴンサレス "Cepi" Franco González 
ニコラス・シリ Nicolás Siri



※11/17追記
アルバロ・ロドリゲスも入れておいた方がいいかと思いもう一つ作りました



最後までお読みいただきありがとうございました。




付録(選手詳細)

凡例は以下の通り

・名前
選手画像(すべてAUFより)
① 誕生日(年齢) 
 ※2026W杯の開幕日6月8日(Google先生曰く)時点での年齢
② 身長(transfermarktより)
③ 詳細ポジション
④ 現所属クラブ
(⑤ コメント)


Goleros


セルヒオ・ロチェ Sergio Rochet

① 1993年3月23日(33歳)
② 190 cm
③ GK
④ ナシオナル 🇺🇾


フランコ・イスラエル Franco Israel

① 2000年4月22日(26歳)
② 190 cm
③ GK
④ スポルティングCP 🇵🇹


サンティアゴ・メレ Santiago Mele

① 1997年9月6日(28歳)
② 185 cm
③ GK
④ CAウニオン 🇦🇷 ← プラサ・コロニア 🇺🇾



Defensas


ホセ・マリア・ヒメネス José María Giménez

① 1995年1月20日(31歳)
② 185 cm
③ CB
④ アトレティコ・マドリード 🇪🇸


ロナルド・アラウホ Ronald Araújo

① 1999年3月7日(27歳)
② 188 cm
③ CB, RB
④ バルセロナ 🇪🇸


セバスティアン・カセレス Sebastián Cáceres

① 1999年8月23日(26歳)
② 180 cm
③ CB
④ クルブ・アメリカ 🇲🇽


サンティアゴ・ブエノ Santiago Bueno

① 1998年11月9日(27歳)
② 191 cm
③ CB
④ ジローナ 🇪🇸


アラン・マトゥーロ Alan Matturro

① 2004年10月11日(21歳)
② 189 cm
③ CB
④ デフェンソール 🇺🇾
⑤ 当たり負けしない体格、ボールの持ち出し等に優れた左利き。すでにレギュラーとして試合に出場し、インテルなどへ移籍の噂も上がっている。


フェデリコ・ペレイラ Federico Pereira

① 2000年2月24日(26歳)
② 185 cm
③ RB
④ リベルプール 🇺🇾


ジョバンニ・ゴンサレス Giovanni González

① 1994年9月20日(31歳)
② 178 cm
③ RB, RM
④ マジョルカ 🇪🇸


マティアス・オリベラ Mathías Olivera

① 1997年10月31日(28歳)
② 185 cm
③ LB
④ ナポリ 🇮🇹


ホアキン・ピケレス Joaquín Piquerez

① 1998年8月24日(27歳)
② 185 cm
③ LB
④ パルメイラス 🇧🇷



Mediocampistas


フェデリコ・バルベルデ Federico Valverde

① 1998年7月22日(27歳)
② 182 cm
③ CM
④ レアル・マドリー 🇪🇸


ロドリゴ・ベンタンクール Rodrigo Bentancur

① 1997年6月25日(28歳)
② 187 cm
③ CM
④ トッテナム 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿


マヌエル・ウガルテ Manuel Ugarte

① 2001年4月11日(25歳)
② 182 cm
③ DM
④ スポルティングCP 🇵🇹


ファブリシオ・ディアス Fabricio Díaz

① 2003年2月3日(23歳)
② 176 cm
③ CM
④ リベルプール 🇺🇾
⑤ Sub-20ウルグアイ代表のカピタン。ウルグアイ1部リーグに所属するトップチームでキャプテンマークを巻くなど、すでに中心選手である。


フアン・マヌエル・サナブリア Juan Manuel Sanabria

① 2000年3月29日(26歳)
② 173 cm
③ CM
④ アトレティコ・サン・ルイス 🇲🇽 ← アトレティコ・マドリード 🇪🇸


ニコラス・デ・ラ・クルス Nicolás de la Cruz

① 1997年6月1日(29歳)
② 167 cm
③ AM, LM
④ リーベル・プレート 🇦🇷


ジョルジアン・デ・アラスカエタ Giorgian de Arrascaeta

① 1994年6月1日(32歳)
② 174 cm
③ AM, LM
④ フラメンゴ 🇧🇷



Delanteros


ファクンド・ペリストリ Facundo Pellistri

① 2001年12月20日(24歳)
② 174 cm
③ RW
④ マンチェスター・ユナイテッド 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿


ブライアン・オカンポ Brian Ocampo

① 1999年6月25日(26歳)
② 172 cm
③ WG
④ カディス 🇪🇸


ファクンド・トーレス Facundo Torres

① 2000年4月13日(26歳)
② 177 cm
③ WG
④ オーランド・シティ 🇺🇸


ダルウィン・ヌニェス Darwin Núñez

① 1999年6月24日(26歳)
② 187 cm
③ CF, LW
④ リヴァプール 🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿


マルティン・サトリアーノ Martín Satriano

① 2001年2月20日(25歳)
② 187 cm
③ CF
④ エンポリ 🇮🇹 ← インテル 🇮🇹


アグスティン・アルバレス Agustín Álvarez

① 2001年5月19日(25歳)
② 177 cm
③ CF
④ サッスオーロ 🇮🇹


ニコラス・シリ Nicolás Siri

① 2004年4月17日(22歳)
② 178 cm
③ CF
④ モンテビデオ・シティ・トルケ 🇺🇾
⑤ 両足と頭でリーグ史上最年少のハットトリックを記録し、一躍有名になった元ダヌビオの天才。



#ElEquipoQueNosUne


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