見出し画像

森永製菓「タイチロウ モリナガ ステーションラボ」が12月10日(月)東京駅にグランドオープン。お菓子をこえる、「をかし」な体験を。してみませんか?

・JR東京駅の施設、東京グランスタに、森永製菓さんのショップが開店します。店舗限定、新作#スイーツ をご紹介。カカオ調味料のお披露目もありましたよ!森永製菓の最高顧問 森永剛太さんから創業秘話をお聞かせ頂く事もできました。

[森永製菓の始まり。]

・森永製菓の最高顧問 森永剛太さんから祖父で創業者であり、ブランドネームでもある 「森永太一郎」さんとお店のコンセプトについて語られました。

・タイチロウさんは九州佐賀の生まれで名物の伊万里焼の陶器を持って横浜に出て売ろうとしたが上手くいかず、在庫をアメリカのサンフランシスコに持っていき苦労して一週間で全て売り切る事が出来ました。

・その通っている道にショーウィンドウがあり、日本で見た事の無いような綺麗なお菓子の陳列があり何だろうな?と思って食べてみたら「これは本当に美味しい!、こんな美味しいお菓子は日本に無い、これは日本の子供達に絶対に食べさせたい。」そう思いサンフランシスコで西洋の製法、技術を11年かけてマスターして日本に帰国し、西洋菓子の製造、販売を日本で初めて行いました。

・和菓子メインの時代、最初はバタ臭いと受けなかったようですが、情熱と努力で、やがて美味しいと納得して頂いて、爆発的に成功したようです。

・初代はパイオニア精神、挑戦心、好奇心旺盛。その原点「全く新しい物に挑戦し、顧客に価値と感動を提供する。」こういった事に絞って取り組んで行こうという事が脈々と繋がっている社風、その中からこのブランドが生まれたようです。

・東京駅は1914年に駅がスタートして、実は森永のミルクキャラメルも発売したのも1914年で全く同じ、100年以上展開したという深い縁を感じていて、タイチロウモリナガを出店させて頂いて、「顧客に価値と感動を提供しよう。新しい物に挑戦して、健康で美味しい物に挑戦しよう」というコンセプトで展開していきますので大いに期待してください。とのお話でした。

[鉄道会館と共創、コラボ。]

・JR東日本グループ会社の構内外のデベロッパーである、鉄道会館 代表取締役社長 平野邦彦氏さんによると今、ネット等で色々売られているけれども、鉄道会社としてリアルなネットワーク、リアルなプラットホーム、乗り換え含め1日80万人のお客様が東京駅には来て頂いて、そういったお客様に日本の素晴らしいもの、感動するものを日本の国内に発信する、それから世界に発信するのが会社の一つの使命と考えていて、森永製菓さんが「タイチロウモリナガ」という素晴らしいお店、そこで色々新しい物を発信していく事に共鳴しています。日本国内ならず世界にも響くお店になって欲しい。色々な取り組みで共創したいとのお話でした。

・Suicaペンギンコラボのハイクラウンチョコレートや駅舎柄のパッケージが展示されていました。周りにコレクターの方がいたら教えて差し上げてください。(※オープン時には、まだ店頭に並んでいませんでした。発売までお待ちください。)

[をかしな体験を連鎖させたい。]

・森永製菓 新領域創造事業部 部長 大橋啓祐さんよりブランド展開と「をかし」の作品紹介と想いが語られました。

・単にキャラメルやマシュマロといった物を届けたかというと、私どもの解釈はそうでは無くて、洋菓子という新しい食文化、新しい食体験を日本に持ち込んだのです。創業120年になろうとしている中、我々は物を提供しているのでは無くて、お菓子を通じて新しい体験を提供すべきだと考えています。

・お菓子というのは生活必需品ではありませんで、お菓子が無いから死んでしまうという事は無いんですけれども何故こんなにお菓子があるのか考えると生活に潤いを齎らす物。ギフトのお菓子というのは、お買い上げになる時に多分、差し上げる方にどういう風にしたら、あの方は喜んで頂けるのかなぁとか想いを持って、お買い求めになると考えております。

・そして頂いた方は頂いた方で、こんなに素敵な物をあの人は選んでくれたのだな。と頂いた方は頂いた方で想いを感じられる。想いを持ってお買い求めになったお菓子を差し上げるお客様にも想いを伝えたい。をかしな体験を連鎖させたいという願いが込められています。

[タイチロウ モリナガの軌跡。]

・「タイチロウ モリナガ」は2014年に東京駅、銀の鈴広場前のシーズンセレクトで「ハイクラウンショップ」という名前で三年に渡って催事で出店。2017年11月に大丸神戸で初めての常設店舗、2018年6月に東京、新宿ニューマンに出店、今回の東京駅店は様々な情報発信していく場として「ステーションラボ」と命名し「をかし」な体験。の情報発信基地としての位置付けです。

[新作、食べてみます!]

[キャラメルクリスピー。]12/9発売、東京駅限定。

・外側にたくさん纏っているキャラメルチップは驚きのカリカリ食感。断面を見ると極小の気泡が沢山あり、中に含まれる水分が飛びクッキーのようで歯にくっつくキャラメルのイメージとは程遠いです。その内側にキャラメルチップを支える甘すぎない名脇役のミルクチョコレート。センターのクッキーはシナモンの香りがとても良くて、塩を加える事により味のトータルバランスがとても良いです。新しい東京銘菓の誕生。重くないですし、お土産にぴったりです。4個入り790円からです。

[キャラメルバウム。]12/9全店発売。

・今まで、ありそうで無かったキャラメリゼしていないキャラメル味のバウムクーヘン。口に入れた途端にキャラメルの香りが広がります。バウムクーヘンのふんわり感を保つのには相当苦労されたようで、色んな小麦粉を試し最終的には国産に拘り、神戸の小麦粉を選び、キャラメールソースと卵を加え一層が普通のバウムより少し厚めにして、森永製菓の焼き物の技術、生地を作る技術、焼き上げの技術を駆使して香り豊かな作品が完成しました。

・2個入り405円から買えまして、高さのあるホール大もあります。高さが違うと味も変化するので、そこもお楽しみ頂きたいとの事でした。重ねられた層に対して横から食べてるか縦に食べるかでも味が変わるとのお話でした。縦に食べると生地の中の気泡が潰れて密度が詰まり、しっとりして厚みのある味わい。層に沿って食べると、ふんわり食感でキャラメルの香りが広がると感じました。

[キュービックフィナンシェ。]

・2014年から展開している作品。表面は焦げるかどうかギリギリの所で固めに焼き、中は黄金色で、もっちりとした食感です。フィナンシェというと一般的には金の延べ棒のような台形の形を連想しますが、バターを焦がすようにして、更に生クリーム仕立てのキャラメルを煮詰めた物を投入、表面がカリカリに焼きあがるまで、均一に火を入れる為に四角くしたとのお話でした。隠し味はゲランドの塩。塩キャラメルぽさを演出しています。

[ハイクラウン。]

・1964年に発売したハイクラウンをリメイク。ビターチョコレートブームですが、ミルク分の無いビターチョコは一切出していません。ビター系はダークミルクのみです。何故かというと、ミルクと糖を加熱したキャラメリックなコクのある味わいが「タイチロウモリナガ」オリジナルの味という風に考えている為だそうです。ナッツ味がヘーゼルナッツの香りがしてジャンドゥーヤっぽくて私のおすすめです。

[キャラメルラスク。]

・ブリオッシュにミルクキャラメルソースとバターを合わせたソースをカリカリに焼いた作品。これは皆さんが想像できる安定感のある美味しさです。この前に食べた三つの作品が、余りにも斬新な「をかし」で衝撃を受けすぎてしまい、先にこちらを食べていればと思ってしまいました。サクサクで間違い無い美味しさです。

[カカオ調味料。]

・カカオをチョコレートで無く新しいカカオの楽しみ方として提案。カカオ豆をローストした後に砕いた物がカカオニブ。こちらを使った調味料は年明け以降の販売を検討中だそうです。

白身魚はオリーブオイルと塩が効いており(配膳前でカカオニブかける前の状態)

鶏肉のハムはガラムマサラでカレーのようなスパイシー感。

パスタは冷製で酸味が強めの味付けでした。

[今回の〆。]

・既視感はあるけど、全く想像を超える食感だったり味を伝えるのは非常に難しいと感じました。森永さんの110余年以上積み重ねてきた経験と技術があるからこそ為せる技でして、これは実際に食べて頂かないと解らないと思います。(=お菓子をこえる「をかし」な体験を。してみてください。)どれも美味しいですがイチオシは東京駅でしか買えないキャラメルクリスピーです。

・2018年12月10日(月)に東京駅構内にグランドオープン、その前日の12月9日(日)15時にプレオープンします。JRで移動の方はそのまま入れます。違う路線をお使いの方は東京駅で入場券を買えば東京駅グランスタに行けますので足を運び、食べて驚いてみてください。

〒100-0005
東京都千代田区丸の内1丁目9−1 JR東日本東京駅 構内地下1階 グランスタ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?