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インプロWS第4回目

先日自身が開催するインプロWSの第4回目を実施した。

今までと違って、企業で研修などを担当する心理職仲間にインプロを体験させて欲しいという求めがあっての開催であった。

そのためWSに呼んだ演劇仲間は1人だけで、あとはその人と職場で仲良くしてくれる人を誘っての、自分含め4人での実施となった。

結果からいうと個人的には満足してもらえたんじゃないかなという手応えであった。

依頼をくれた心理職仲間は吸収力がすごく、狙いの通りのところを次々に感じて体験していってくれた。職場の仲良くしてくれる人もよかったと言ってくれ、ワーク中は内省する機会が頻回であったのが印象的であった。後半は少し違った心持ちになっていたのは個人的にわくわくしてしまった。

演劇仲間とはWS後に一緒にご飯食べてスカイツリーまで散歩した際に感想を教えてくれたが、今日の感じがよかったと教えてくれた。その仲間がこれまでのWSのことについて忌憚のない感想をくれていたため、それを意識して臨んだ今回であったのでとても嬉しいものだった。

それにしてもインプロでみる皆の姿は本当に魅力に溢れている。台本がないから縋れるものもなく、身を隠せる外的なものもない。だからこそ、その人らしさがそこに現れる。不安や恐怖への対処にしても自分のパターンを使わざるを得ない。与えられる役もないから役のせいにはできない。自分で役を選ぶため、なぜその役なのかというところにその人のこころが現れる。関わりの中にもその人が現れてしまうのはいうまでもなく。

自身のファシリテートも言いたいことが洗練されてきていて大きな軸が出来上がっては来ている感じがした。そこを軸に時と場に応じて補足していくということができていく気がする。説明する、から、伝える、にシフトしてきている感じ。


ここまで続いたインプロWS企画だが、今後はどうしようか少し迷う。始めたきっかけはクリアしてしまったため、続けるならば別の動機が必要な今。

求められたらとは思うが、方々から求められるほど多くの人にWSを提供していない。

ファシリテートは楽しいが、自分が楽しむために開催するのも何か違う。

WS開催はひとまずのところ求められたらということにしておこうと思う。どこから依頼が来るかもわからんもんだしな。


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