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マンションに限らず高い建物には連結送水管と書かれたプレートがあります。これもフィールドでは簡単に見つけられます。
形はいろいろありますが、必ず赤いプレートで「連結送水管」と書かれています。

一般によくある連結管送水口

まず覚えることはこの送水管は消防署が使う消火栓のひとつと言うこと。
火事が起きた時に一般の人が使うものではありません。

もうひとつ覚えることは高い建物の5階以上の消火に使用されることです。

そのため設置基準は7階建て以上の建物、または5~6階建てでかつ延べ床面積が6,000m2以上の建物と定めています。

これは簡単に覚えられます。
7階以上、6,000㎡以上の5階以上。
765って覚えれば簡単です。

連結送水管の定期点検の義務は最近定められてた義務です。

耐圧性能点検業務
(設置をした日から10年を経過した日以降又は前回の耐圧性能点検を実施した日から3年を経過した日以降)

10年経過すると耐圧試験の義務が発生、その後は3年毎に点検が必要になります。
注意することは検査期間の開始日が設置されていること。
まだ、試験には出ていないけど、竣工後とか質問されると・・間違いやすいから注意すること。

設置後から10年、その後3年です。

連結送水管のまとめ

1、765で設置義務は覚える
2、設置ご10年後、その後は3年毎に耐圧試験

豆知識
たまに道路に耐圧試験車が止まっていることがあります。
あれは連結送水管に繋いで管内に高圧をかけます。
その時の一番高い場所の圧を測定して穴がないことを確認します。

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