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マン管、管理業務主任者、宅建士の試験のための不動産登記法

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マン管、管理業務主任者、宅建士の試験に必要な不動産登記法をまとめました。
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登-05 マン管、管理業務主任者、宅建士の試験のための不動産登記法

不動産登記法は馴染みがないため、不動産資格試験では理解が難しい分野です。 私も登記は勉強しました。 賃貸マンションの建設、分譲マンションの敷地問題など仕事上、必要なことでなぜか、測量士補の資格まで取得してしまいました。 特に分譲マンションの登記は戸建てとは異なる記載構成になるため理解するには時間が必要です。 それに過去問を解くだけでは登記法の本来取得すべき知識はなかなか身に付きません。 このマガジンでは、登記法の基本的な知識を身につけること、その上で試験の設問に特化した知

登-20 区分所有物件の登記表を覚える(3)

2回にわたって登記表の見方を説明しました。 今回のテーマは権利部(甲)と(乙)です。 復習 分譲マンションの一棟の建物表題部の登記はデベロッパーが行うことは理解しましたね。 この時、土地の権利に関する表題部も同時に登記されます。 この登記が終わると建物表題部に登録された専有部分の表題部と敷地権の表題部が登記官によって作成されます。 これまでが前回までの説明内容です。 専有部分と一体化している権利部 権利部(甲区)と権利部(乙区)は専有部分の表題部の下に記載されているこ