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マン管、管理業務主任者、宅建士の試験のための不動産登記法

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マン管、管理業務主任者、宅建士の試験に必要な不動産登記法をまとめました。
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#中間省略登記

登-05 マン管、管理業務主任者、宅建士の試験のための不動産登記法

不動産登記法は馴染みがないため、不動産資格試験では理解が難しい分野です。 私も登記は勉強しました。 賃貸マンションの建設、分譲マンションの敷地問題など仕事上、必要なことでなぜか、測量士補の資格まで取得してしまいました。 特に分譲マンションの登記は戸建てとは異なる記載構成になるため理解するには時間が必要です。 それに過去問を解くだけでは登記法の本来取得すべき知識はなかなか身に付きません。 このマガジンでは、登記法の基本的な知識を身につけること、その上で試験の設問に特化した知

登-13 中間省略登記って何?

登記の権利の登録(移転登記)は自由意志です。 登記義務は現在はありません。(令和6年以降相続登記は義務化されます) 中間省略登記って何? 中間省略登記は物件の所有権の移転登記で行われます。 こんな例が代表例です。 マンションの一室の所有するAがBに売買しました。 Bは転売目的で購入し、Cに売却しました。 Bは登記に必要な登録免許税の節約のため、登記をせずにCに売却しました。 本来登記は不動産の履歴の記録です。 不動産登記法では、A➡B➡Cに所有権が移転した場合、Bの登