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RTA in Japan Summer 2023 でRTA道場を企画した話

初めての方ははじめまして。Cabbageという名前で活動をしています。
今回は先日開催された『RTA in Japan Summer 2023』(※以下RiJS2023)の会場内で開催したRTA道場についての振り返りnoteになります。
本当は色々語りたいですが、冗長的な文章になってしまうので簡潔にした内容でお届けします。

1.開催の意図

一言で表すと「オフラインで開催されるRTAイベントの付加価値を高めたかった」になります。
実際にRTAをしている走者はオフラインの場に行っても観戦だけでなく、初めて会う走者や視聴者と挨拶したり雑談で盛り上がるなど能動的にやれる事はあると思います。
しかし純粋な視聴者・観戦勢はオフラインの場に行っても、走者と同じように会話を仕掛けるのは比較的勇気がいる行動になってしまい視聴だけして帰宅するという事もあるかもしれません。
そうなってしまうと次回以降は"オンラインでいいや"という気持ちにさせてしまい、コミュニティとしては長い目で見るとマイナスに働くと考えました。
そういった思いにさせないためにも、立場関係なく会場でやれること・できることを増やしたいと考え企画を立てました。

2.出展内容の意図

今回の出展はRiJS2023で採用されたタイトルかつそこでプレイする走者を優先して募集をかけました。このような要項にした理由としては「RTAinJapanの会場内でやるならその関係者に還元できる内容にしたかった」になります。
これは披露されたタイトルを体験することでアーカイブ視聴のきっかけにしたり、体験後に披露される場合はリアルタイムの視聴のきっかけに繋がり、運が良ければ新たな走者が生まれる可能性があるという考えに基づくものです。なのでRiJS2023とは無関係のタイトルより採用タイトルの方が適切だと考えました。

3.やってみた感想

ブースに来場された人の反応を見たり、色々な人と話をしましたが予想以上の好感触でした。
特にRTA(ゲーム)を媒介として教える・教えられるという関係が用意されていることによって、初めて会話する人同士でも円滑なコミュニケーションが取れるのが分かったのは収穫でした。
また先生役となる走者さんが来場者と名刺交換をしていたのも、売りポイントとして活用できそうだと感じました。

RTA道場の様子 写真を撮った時間帯はギボンをやっていました

4.反省点

・スタンプのデザインについて
体験後に記念品として提供するカードに押印するスタンプが実際に押印してみると意図しないものになりやすい状態にありました。

実際に押印したもの 塗りつぶしデザインが悪い方向に働いてしまった

デザイナーの方からスタンプのデザインはいくつか候補が提示されましたが直感的な感性で選んでしまったので、私の想像力不足が露呈した結果となりました。

・待ち状態の人を減らすこと
先生1人に対して同時に体験できる人は1人が原則だったので、体験待ち状態の人が発生しやすい状況にありました。
ハードを追加で持込して2台で並行稼働する方もいらっしゃいましたが、並行稼働の時は多少はスムーズに回せたと感じていますので、次回があるならなるべく先生役が複数人になるよう募集をかけるか、先生が1人の場合は別タイトルと合同で体験できるようにするといった小細工を検討しています。

・観覧権利の倍率が予想より高かったこと
倍率が高かったことで会場へは特定の日しか来れないという方を見かけました。今回の開催は私の遠征スケジュールの兼ね合いもあり12~14の3日間だけだったので予定が合わない人もいらっしゃいました。
なので次回があるならスタッフを増員してほぼ全日程で開催できるような形態にできたらと考えています。

5.さいごに

まずは今回の企画を実施するにあたって許可をくださったRTAinJapan様ありがとうございました。
また協力していただいた走者の皆様、ブースに来場していただいた方々ありがとうございました。
そして毎度カードのデザインを手掛けてくださっているマヲさん、今回走者でありながら運営に携わってくれたHiSTさん、設営から積極的にスタッフとして動いてくれためがちさんありがとうございました。

何人かには会場で話をしましたが今後オフラインイベントを実施するにあたってRTA道場のような体験型企画はパクっても大丈夫ですし、実施して欲しい・開催したいけど何をすればいいのといった相談があればお受けします。

感想でも少し触れましたが会場でお会いした多数の方から良い企画だねという話を貰いましたので、継続して開催できるようにしたいと思います。
次回のRTAinJapanでも開催できるなら無敵時間様や国境なき医師団様をも巻き込んで会場に在るものを味わってもらう内容に仕上げられたらいいなあと考えています。
またRTA道場はRTAコミュニティ内に向けたものだけでなく、外のコミュニティに向けてRTAを発信する活動も継続したいと思っていますのでそちらも合わせて応援とご協力いただければ幸いです。

それではまたどこかでお会いしましょう。


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