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富山きときと空港は【Uターン】離着陸が見れる魅力的な空港だった

ANAのCA時代にはよく訪れていた「富山きときと空港」。

富山弁で「新鮮な」という意味を持つ“きときと”。

富山の新鮮な海鮮などの魅力を発信する目的で、全国で初めて方言を空港の愛称に使用したそうです。

今回は、そんな富山空港を久しぶりに訪れました。

空港に入ると1階には「飛騨高山の空の玄関口」の文字が。

この日は、ひっそりとしていましたが、山脈の景色が描かれた色鮮やかなグランドピアノも置かれていました。

私がCAをしていた頃は、なかったような‥

調べてみると、YouTuberの方がここでピアノ演奏をしたりなどの動画も見つかりましたよ。

2階に上がると、私もテンションが上がる飛行機の模型ズラリ。

いつか、自宅にこんな風に展示するのが、私の密かな夢です。

その奥には展示室もあり、模型、写真、著名人のサイン、富山空港グッズも展示されていました。


ちなみに写真に写っている滑走路デザインのタオルは、富山空港のお土産ショップで売っていました!

2階の出発口はこのような雰囲気です。
この日は、お昼のANA便(千歳空港行き)の搭乗案内が終了した直後だったので、夕方のANA便(羽田空港行き)まで一旦保安検査場をクローズされるようで、準備をしておられました。

2階にある「イタリアンレストラン エアポートキッチン」は、和牛バーガーが名物のようで、フライトがしばらくの間ない時間でしたが、数名お客さまがいらっしゃいました。

ちなみに、このレストランからは滑走路が見えないので、滑走路側を眺めてのお食事は「喫茶Wing」がおすすめ。↓

年中無休、早朝6:20〜開店しているのでモーニングも楽しめます。

その「喫茶Wing」の正面には、お土産ショップがあります。↓

私は空港にお昼過ぎに行ったのですが、富山定番の“ます寿司”はまだ若干残っていました。

飛行機グッズや、富山空港限定のエアライングッズも揃っていましたよ。
私はここでタオルやらステッカーを購入しました。

続いては私の目玉イベントと言っても過言ではない展望デッキへ!

お天気が良ければ、美しい山脈の景色も楽しめるようですが、この日はあいにくの曇り空。

ANA、NH1181便「札幌(千歳)行き」がちょうどプッシュバックするところでした。

河川敷に広がる富山空港ならではの開放感ある景色の中、地上スタッフの方々も手を振ってお見送り。

写真だとすごく小さくなってしまいましたが、手を振る様子見えますか?↓

CA時代も今も、機外からこうして手を振ってくださるスタッフの方々を目にすると、なんだか鳥肌が立ち、心がジーンとしますね。

機内からも全力で手を振り返してしまいます。

富山空港は、滑走路の端に「ターニングパッド」と呼ばれる転回区域がも設けられています。

通常の空港では、滑走路の隣にある誘導路を利用して離陸開始点まで移動するのですが、富山空港では滑走路を走行し、端まで来たらクルッと180度Uターンして離陸を行います。

これは、離陸時だけではなく着陸の際にも同様で、着陸後ターニングパッドを利用し180度ターンをしてから、スポットに向かいます。

この「ターニングパッド」は富山空港だけではなく、萩・石見空港や庄内空港などの空港にも設置されています。

滑走路をUターンすることは、日本の空港でも稀で貴重な体験なので、もし富山空港を訪れる際は意識してみると面白いですよ。

公式サイト|富山空港ターミナル

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