有馬記念の回顧

有馬記念と今日の競馬の感想を書いていこうと思う。ちなみに有馬記念は馬券買ってないです。

馬場は、相変わらず前残りの馬場であったのは間違いない。有馬記念は後ろからで決まってしまったが、平場のレースは大体前残りだった。来週は、馬場を考えた方が良いと思う。内側がそれなりに傷んできているから。


キセキは出だしか悪くアエロリットが単騎で逃げる形になった。アエロリットがかなりのハイペースで引っ張ったため前が軒並み潰れたという表現がいいのだろうか。彼女がハナを切ると大体タフな展開になる。これは褒められることであり、素直に素晴らしいと思う。このペースを作れるアエロリットが見れないと思うと寂しいものがある。

そして、有馬記念の予想を最大に難しくしたのがハナを切る馬によってペースが変わると睨んだからだ。私は今から書く理由で馬券を買うのをやめた。

アエロリットが逃げればハイペースになるのは分かっていた。キセキがハナを切ればややハイペースか平均ぐらい。2頭とも出だしが悪くクロコスミアかスティッフェリオになった場合だとスローペースになるとみていた。ペースが変わると推す馬消す馬が変わってくるのは当たり前。

つまり、逃げる馬をしっかり見極め、ペースを読めた人が今回的中に大きく近づいたのだろう。

結果、超ハイペースになったので前目につけた馬は相当きつかっただろう。長距離走れるフィエールマンでさえ、あの足しか残ってなかったのだからアーモンドアイの足が残ってる訳がない。前有利の馬場で前目につけた馬が飛ぶとは何とも皮肉である。フィエールマンがあれだけ前にいるのも珍しいが。

もしアエロリットが今日のペースより数秒ほどスローだったらまた結果は変わっていただろう。もしスローペースなら、恐らくアーモンドアイの脚は残っていただろう。アーモンドアイ/リスグラシューの12着にフィエールマン/サートゥルナーリアの34着争いという硬い決着だっただろう。

勝ったリスグラシューは強かったのは言うまでもないが、2019年有馬記念の結果を作り出したのはリスグラシューでもアーモンドアイでもない。

全ては、アエロリットが作り出した魔法。

予想が外れた人は、彼女が作り出したペースに惑わされたのである。

アーモンドアイが負けた原因はここにある。

以上が有馬記念の回顧です。








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