リハビリ文章ハードコア

 カレー屋をやる前は小説クラスタなる所に存在していた気がする。社会人として日々日銭を稼ぎ、昼飯はなか卯の10唐や日高屋、テング酒場やゆで太郎などで気合を入れ、仕事には全く気合を入れずに帰宅してから書く小説のことばかり考えていた。
 割と強く打ち込んでいたのだが、カレー屋をはじめて二年になるが全く書いていない。これは一体どういうこっちゃ。活字が嫌いになったのか?そんな訳ではない。Twitterには書いたりしていないが本はある程度買っているし少し長めの移動時には文庫本を上着のポケットに忍ばせている。

 文章で何とか立身出世できんもんかと薄ぼんやり胡乱な考えを持っていたこともあるが、案外ペシミストなので「人生そんなうまいこといかんがな」と独り言ち、少しだけでも文章をテコテコ綴っていた。
 ある種の習慣として文章を書き、それ以外は特に何もしなかった。最近はその習慣が途切れてしまった。途切れて約二年だから途切れるというかやめているってレベルなのかもしれない。

 新しいことにハマると新しい物に集中するのは昔からだ。今はカレーがあるので文章が疎かになっている。ただ、同人誌を作ったり途中まで書いて投げ出した文章が無数にあるので「文章を書きてえにょろ~!」という気持ちはまだ死んでいない。死んでいないでくれと願う。AEDとかやべえ薬をブチ込んででもその気持ちのファイヤーを消したくないですし、今こんな感じであがいて文章リハビリをキメようとしているのも前向きに捉えたい。
 Twitterを見て来ましたと言ってくださる方が多いし、Twitterやその他雑文を楽しんでくれている方も多いので、当店の武器、それも飛び道具カテゴライズは文章なのかもしれないと感じてきた。その安易でリスクが少ない浅ましい考えを今一度信じても良いかもしれない。
 とりあえず「書く」をもう一度やってみることで何とか小説を書けるまで復活したいと考えている。

 キーボードの隙間にあるクミンが粉になるまで叩きつけることができるのか、それとも種から芽が出て魂は枯れ果てるか。

 カレーとかレシピとか有用なことを一切書かない地獄の文章からはじめることで目を背けていた文章に戻る地獄を歩もうと思う。

 それじゃあね!チュ!お店来てね!
※本文ココマデ※
ゥチに課金してくれるって偉人は。。。してね!生活が立ち行かなくなるまで!

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