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2]作品制作の道のり

 さて、今回の劇のスタート地点、といいますれば果たして何処と言えばいいのでしょうか、、。

細かいことまでいうと、主宰を誰がやりたいと言い出すのか伺う期間、こんな本を書きたい、と構想を練り台本資料を書いてみる期間、台本会議を乗り越えたのちの参加者募集、、その後色々あってやっとの初稽古、、と、一つ公演を打つって想像以上に時間と段階が必要なんです。

また、基本的に主宰(二劇では大体の場合脚本と演出を担当する人間をそう呼んでいます)は動き出しが誰よりも早くて長期戦を強いられるようです。なので立場によってスタート地点は異なります。

というわけで!細かいことは飛ばして、稽古が始まった日をスタート地点に紹介してまいります!

稽古初日

こちら稽古初日の様子です。新二年のみの稽古場の新鮮さに皆充てられてますね。

自己紹介と主催挨拶、作品の概要についてここで初めて詳しく解説を受けました。

稽古二日目

本読み中の志道と湯咲

台本が公開されるとともに、魔の役決めが開催されました。私はめちゃくちゃ緊張していました。えへ。でも楽しいんですよね~。主宰に「はい、あなたこれ読んで」と指示をだされ色んな役を読みます。IFの世界です。高橋ユキ役の湯咲が細野ハルカのセリフを読んだり、大滝エイト役のおとうふがユーレイのセリフを読んだり…。この人がこの役を読むとこんな魅力が出るんだ!そんな読み方ができるんだ…、と私には、自然とは出せない本の良さを知れるわけです。

演劇のよさのひとつですね。実力云々以前に一人一人の個性が発揮される。どんな人間であってもその人独自の存在感が滲み出る。どんなに上手い役者であってもその人が分裂して複数人になればいいってわけではないんです。

稽古

お祈りシーン

というわけで稽古開始!
主宰からの指示のもとどういう方向性のシーンかを話し合ったり、読みだけの稽古をしたり、動いてみたり、、。とにかく稽古場はビビらず挑戦する場である!という事がよく言われています。本番でおもろいものを見せるために失敗を何度も繰り返していく作業場です。

稽古後、ハリガリに熱中する様子

劇場入り

床材を貼る様子

劇場入りとは、公演を行う会場に舞台セットや照明、音響を、運び込みセッティングしていく作業から本番が終わって舞台セット等を撤収するまでの期間のことをさします。役者やスタッフだけではなく、座組外の二劇生や一弾の皆さんにお手伝い頂きました。ありがたや〜


照明部の作業の様子

舞台完成!

舞台セット、音響、照明全ての準備が終わってついに舞台完成です!会場外と会場内で全く違う世界に仕上がったのではないでしょうか!?

暗転チェック中の役者

照明によって雰囲気がガラッと変わるのがいいですよね〜。

本番当日

そしてついに幕開け!!!ご覧いただきありがとうございました。現在4月21日(日)11時36分。本番まであと何時間なのか、数えるだけでも怖〜い、、。


どんな公演に仕上がるのか!それはお客様のみぞ知る!


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