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Rhinoceros・Grasshopper

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BIMソフト「Rhino・Grasshopper」についての記事をまとめました。 IU BIM STUDIO 社員ブログ https://note.com/iubimstudi… もっと読む
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記事一覧

【Rhino】Rhino8 新機能【雑談】

私は普段まだRhino7を使用しているのですが、そろそろRhino8も使っていきたいなと思い、どのような新機能が出たのか調べてみました。 まずRhino8を開いてみると、 レイアウトが変化していますね。 Rhino8から、WindowsでもMacでも類似形式になったようです。 また、他の人とWindows、Mac間でウインドウレイアウトを共有することも可能なようです。 このほかにもMac版では大幅改善がされたようです。 Rhino8の新規機能は、 ツールバーの右端に

【Rhino】作業平面について

今回は作業平面についてご紹介します。 Rhinoでモデリングするときに皆さん必ず目にしたことがあると思います。 使いこなせると便利ですので、ぜひ活用してみてください。 作業面とは まず、作業平面とはこの ↓ メッシュ状のものをいいます。 この作業平面を基点にX,Y,Z軸が表示されます。 Rhinoを開くとそれぞれのビューとごとに、デフォルトで作業平面は設定されています。 作業平面の設定 ビューポートを右クリック>作業平面の設定>名前の付いた作業平面、 を開くと

【Rhino】断面・平面の切り取り方法

Rhino上のオブジェクトを指定した高さや位置で平面や断面を切り取り、確認することができるコマンドを紹介します。 「ClippingPlane」というコマンドです。 (1)「ClippingPlane」と入力、または、ビュー>クリッピング平面 (2) 長方形の1つ目のコーナー、で任意の箇所で左クリック (3) もう一方のコーナーまたは長さ、でもう一方の任意の箇所を左クリック 下記のように切り取った状態にできます。 このようにオブジェクトを確認することができます。

【Rhino】レイアウト設定

皆さん、Rhinoでレイアウトを作成したことはありますか? 実はArchicadなどのようにレイアウトを作成し、出力することができます。 まず、レイアウトの作成方法は、ビュー>レイアウト>新規レイアウト または、ビューポートタブの+マーク>新規レイアウト サイズなどをそれぞれを設定し、OKします。 作成したレイアウトは、ビューをダブルクリックすることで通常時のビューポートのように操作ができます。 操作を終了するときは、ビューの外でもう一度ダブルクリックします。 また、

【Grasshopper】Rhinoからデータを参照する方法

Grasshopper上で「Params>Geometry」内のコンポーネントを使用するとき、Rhino上で作成した点や曲線のデータを参照することが出来ます。 例えばRhino上に、このようなポリライン形状があったとします。 これをGrasshopper上で「Curve」として参照したいとき、 Curveのコンポーネントを右クリック>Set one Curve>Rhino上のポリラインを選択、でデータを参照することが出来ます。 上図のようにCurveのコンポーネントを選

【Grasshopper】キャンバス上のコンポーネントを整理する便利な表示方法

Grasshopperで作業をしていると、キャンバス上にコンポーネントがたくさん増え、何が何だか分からなくなる時がありませんか。 今回は、キャンバス上を整理する際に便利な表示方法をいくつかご紹介します。 ・コンポーネントの名前の変更 コンポーネントの名前は変更することが出来ます。 コンポーネントを右クリック>テキストボックス、でデフォルトの「Division」などの名前が出ます。 このテキストボックス内の文字を自分の分かりやすいように 「÷」などにコンポーネントの名

【Grasshopper】初めに知っておきたいコンポーネントについて

・コンポーネントの表示方法 Grasshopperを使用していて、コンポーネントがどこにあるか見つからない、、という経験をしたこはありませんか? 全てのコンポーネントは、コンポーネントパネルに配置されています。 コンポーネントパネルから一つ一つ探し出すのは大変な時もありますよね。そんな時はキャンバス上でダブルクリックします。 すると、コンポーネントの検索ウインドウが出てきます。 そこにキーワードを入れると、 それに近いキーワードを表示してくれます。 この他に特