—何がノイズかはお前が決めろ！ C.E.O.のガッキ紹介シリーズ 「BLITZ Valve」
よう！現代人の諸君！
キンミライガッキの代表、C.E.O.だ！知らなかったやつはいま覚えろ！
憶えたな？
ヘイシャは様々な時空で、ガッキやオーパーツを取り扱うパラレル時空な楽器店だ！我々のことは調べろ！
調べたな？今日はおまえたち現代人に、ヘイシャ取り扱い製品について説明してやろう！
おい、おまえたち、”ラヂオ”ってしってるか？
あれはいいぞ！様々なみえない電波を「きこえる」ようにしてくれる！
”リモコン”を向けてみると面白いよな。やったことない？いますぐやってみろ！AMラヂオじゃないとうまくいかないから、きをつけるんだぞ！
あれとほぼ同じ仕組みのものが、"エレキグゥィター"に入ってるぞ！磁石に電線をぐるぐる巻きにしたもの、それが”ピックアップ”だ。
今日はこのピックアップを使ったキンミライガッキを紹介してやる！！！
電撃的ぶったたき電球
ブリッツバルブは～10まんボルトのスパークを光らせる照明だ！ガッキじゃないのかって？元々は照明だったんだよ。発見された時空でだ。
正式名称、Blitz bop electric Valve (電撃的ぶったたき電球)。発明したのはToms.A.Edisonic、バナナパークの爆発魔と呼ばれた発明家だ！―お前たちの時空の人間とは無関係だから気にするな！
ちょっとした欠陥
この発明品にはちょっとした欠陥があった…！それは、とにかくうるさい！光るたびにバチバチ音が鳴る！高電圧でスパークを起こす度に、ぶったたかれる空気！絶縁破壊して破裂するわけだ（しらべろ！）。発明時空では、そこかしこで街灯がバチンバチン言いまくるFANCYな光景が見られた訳だな。
さらに、とんでもない電気ノイズが発生し、付近ではラヂオ等が使い物にならなくなる。番組の合間にパァンパァンとノイズが割り込む。"テレヴィジョン"には砂嵐が走る。「バチンバチンバチン」「バリバリバリバリ」「……パァン…Hello welcome パァン fancy radiパァン……パァンパァン…パァン…」「バババババ」
電撃的閃き
このように照明としては大変な問題を抱えた製品だったが、その閃光を観測したわたしは文字通り閃いた…！！
「これはガッキだ！！」
「パチパチ」「パァンパァン」、クラップ音にそっくりじゃないか。クラップ？拍手のことだ！今すぐその手を叩いてみろ！！おまえたち人類にとって最も原始的な打楽器の一つだ！
超時空OEM製品化
Edisonic社のある時空を訪れた私は、Edisonic本人とちょっとした交渉を行い、多元時空でのOEM開発・販売許可を得た！！
本来照明だったものをガッキにする、ここからがヘイシャの腕の見せ所だ！ラヂオの代わりにピックアップを装着し、放電ノイズを現代のエレキグゥィターと同じケーブルで出力できるようにした！こうすることで”エフェクター”をかけたり、"アンプ"で増幅できるようになったわけだ。
放電のON・OFFも"ドラム・パッド"や"コンピューター"といった機械からコントロールできる！
おまえたちの時空で”現代支部”が作っている自動演奏楽器、TIME⇆MACHINEシリーズのパーカッションも担っているな。
↑ 現代支部のやつがまじめぶった記事を書き始めたらしいな！まあ見なくていいだろう！
わざわざ
電撃を鳴らさずとも、手を叩けばいいんじゃないかって？それだとおまえたちの時空の楽器屋と変わらん。キンミライガッキは別時空の"楽器"を別時空へと取引する楽器屋だ。そこに時空改編の可能性がある！
今日は、放電ノイズをピックアップで拾うガッキが存在することを理解したな？最後に別時空に学ぶ教訓を教えてやる！
何がノイズかはお前が決めろ。時代の常識にとらわれるな！
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