見出し画像

菩提寺の施餓鬼会

菩提寺の施餓鬼会に自治会の世話役として出席してきました。
とはいっても、このご時世もあり施餓鬼会の読経は午前中に役員で済ませたとのことで、お参り(お焼香)をして自治会で施餓鬼供養の卒塔婆を申し込んだ人が来られたら、渡すというお役目をしていただけですが。

さすがに自治会の人たちの顔と名前はほぼわかりますので、大丈夫だと高をくくっていたのですが、マスクをしているのと座らされた席が一番受付から遠かったので、眼鏡をかけていても何とか識別できる程度でした。

最終的には、私の自治体の人たちが一番早く卒塔婆を取りに来てくださったので、小一時間程度でお役御免となり、我が家の卒塔婆を菩提寺の割と近くにある我が家の墓地に収めてきました。

我が家の墓地は登山道のわきにあるので、この時期は蛭がいつ襲ってくるかひやひやものでしたが、一匹も遭遇することなく、帰宅することができました。

自宅でも浴室で裸になり確認しましたが、蛭はいませんでした。
これは非常に良かったです。
蛭に血を吸われると血を吸われた痕が残ってしまうので結構悲惨なんですよね。

話は戻りますが、施餓鬼供養のことを勘違いしている方も多く、自分の一族だけを供養していると思っている方もいらっしゃるようです。
本当は、生きとし生けるものすべてに対する供養なんですけどね。

餓鬼が何だかわからない方もいらっしゃることでしょう。
ゲームのグールとかとは違いますのでお間違えなきよう。

古刹の定義はわかりませんが、菩提寺も1380年に創建されているので
それなりに檀家は多いですが、昨今の過疎化で檀家数も減っていると思います。

それでもこのような行事はきちんと受け継がれています。
まあ、寺紋が北条家のミツウロコですから。
臨済宗建長寺派なので当たり前かもしれませんが・・・。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?