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棚割り生産性

 社内研修であったことが、現場で起きていたので、その事例を

我が家の最近の食事と購買

 最近は週末に、スーパーのチルドスープとチルド麺を買ってラーメンを作っています。
 チルドのスープと麺を買って、チョイ足しで味を調えて、食べてます。

購買で判明したこと

 神奈川県相模原市、食べログでもラーメン店が上位に来る、ラーメンの街です。家系を中心に色々なラーメンがありますね。レベルも実際高いとは思います。
 とはいえ、家で食べるチルドの麺は、あっさり醤油が好まれるようです。これは、インスタント、冷食、チルドで比較するとわかりませんが、少なくとも、チルドで、スープと麺を別買いする層では圧倒的です。

週末の売り場で起きていること

 近所のスーパーでは、同じメーカーの6種類の味のチルドスープが並んでいます。が、週末の夕方に来店すると、鶏がら醤油のスープだけ欠品しています。麺は太麺よりも中細ちぢれ麺が欠品します。

週ベースで見たときの棚割り生産性

 圧倒的に、鶏がら醤油と、中細ちぢれ麺が売れる中で、その他とフェースが均等であるために、欠品が起こるということは、即ち売れ筋のチャンスロスです。その棚の中での生産性は欠品という事象で落ちます。

もう1つの仮設

 同じあっさり醤油でもフェース数をメーカーを変えて並べたらどうか、中細面のラインナップを揃えたらどうかという仮説も立ちますね。

対照的な店舗

 その店舗のバイヤーがどのレベルで担当権限を持っているかはわかりませんが、近隣にある、ロピアは、売り場に対する権限はこの店舗よりもバイヤーは売上に対する責任があると感じますし、EDLPと棚割り生産性は意識されていると思います。

最後に

 前者の店舗の改善に期待はしていないですし、ISM(インストアマーチャンダイジング)について、どのレベルまで分かっているんだろうというのは、懐疑的です。自分でほしいものは、買えるタイミングで買いさえすればよいそれだけですが、自分がこのチェーンの商品部、店長であればという風には思う部分はあります。
 別の商品で、お茶飲料のフェースも売れ数と、フェースのバランスがおかしいという状況を見ましたし。

 今日はこれにて。

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