#26 斜めの学校嫌い

あら。いらっしゃい。
クラブマゼンダへようこそ。
このクラブのママ、マゼンダ・ダイアゴルよ。

気付くともう8月も終わるのね。
まだまだ、暑い日は続くから、体調には気を付けて。

さて、今日は学校の話よ。

貴方は学校が好きかしら?
好き。って答えてくれたなら、良かったわ。
是非、青春を楽しんでね!!

ちなみに、私はあまり学校が好きじゃなかったの。

始まりは小学3年生。
私は、本当に小さな田舎の学校に行ってたから、3年生になると部活として野球部に入らなきゃいけなかったの。

けど、私は野球が好きなわけじゃ無かったし、偉そうに振る舞う上級生や、今思えば可愛い(?)けど、男子特有の下品さが本当に嫌いだった。

だから、その学校で異例の扱いで、部活を辞めたわ。
するとね、やっぱり他の男子には馴染めなくなって、居場所が無かった。低学年の頃はそれでも女の子と一緒に遊んだりしてたけど、高学年になるにつれ、女の子も男である私を避けるようになったわ。

そのまま、中学生になった私は、気付くといじめの対象になっていた。
そして、学校に行かない日が増えて行ったわ。けど、幸いその頃転校してきた女の子と仲良くなって、その子もあまり学校に馴染めない子だったから、1人ではなかった。

高校生になっても、やっぱり内気な性格や物腰の柔らかさをからかわれたりして、いじめってほどではないにしても、保健室に通ってた時期があったわ。その頃は、背が高いからってだけでバレー部に誘われて、部活は楽しいから6限目当たりに保健室に登校して、部活に行って、みたいな学校生活だった。

で、その後、都会の高校に転校して、なんとかクラスや学年の人と溶け込む事ができるようになっていったわ。たまに、ずる休みをしたり、制服を着て、鞄に私服を入れて出掛けて、遊びに行ったりはしてたけど笑
ほんの束の間、学校が楽しいと思えた日々だったように感じる。

その後、入った大学でも、やっぱり居場所が見つからなくて、学費を稼ぐ為にバイトばかりで、学生生活の楽しさなんて微塵も知らない、学生だったわ。

これが簡単にまとめた私の学校生活

さて、貴方は学校が好き?

嫌い。行きたくない。学校には居場所が無い。
学校に行くのが苦しい。

そう感じているのであれば、無理して行かなくて良いのよ?

親に心配かけたくない。学校に行かなきゃ叱られる。それなら、親にきちんと事情を説明してみて。

それも聴いてくれない親なら、学校に行くふりして、図書室や図書館で勉強すれば良いわ。

良い?
貴方にとって一番大切な人は誰だと思う?
それは、貴方自身なの。

だから、貴方が貴方の心を殺してまで学校に行く必要なんてないわ。

社会で学べることは沢山あるし、貴方が今行ってる学校以外に転校することだって出来るし、いくらでもやり方はあるのよ。

だけど、学校が苦しいから、命を断つ選択だけは絶対にしちゃダメよ!!
そんなの私が絶対に許さないわ。

貴方は貴方のままでいいの。
いつか貴方の居場所は必ず見つかるわ。

今はその時じゃないだけ。

これから少しだけ、厳しい事を言って、閉店にするわね。

少しで良い。少しで良いから、勇気を出して、強くなりなさい。

そして、いつか、貴方らしく素敵に笑いましょう。

じゃあ今日はそろそろ閉店にするわ。
また来てね。大好きよ💖

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