hi-lite

最近ではメンソールをの方が見る機会は多い。
私はメンソールをメインで喫煙しないので今回はレギュラーの方を。
元を正せば1960年にJTの前身(日本専売公社)が発売した中々のロングセラー商品。

紙巻きでは唯一と言ってもいいラム着香。
ホワイトラムではなくダークラム系の樽感と甘みがある。
火を付けない状態でも香りからしてもラム由来の甘さが感じれる。

こういうレビュー系の記事だとゆっくり口腔喫煙をしたときの喫味をメインに書かれることが多い気がするが、私はガンガン吸うし肺に入れる。
正直この吸い方が一番合ってる気がする。
同じくらいのタール値でいうと金ピースが上がってくるがピースは喫味がシャープなのに対してハイライトはマイルド。
正直私の吸い方だと辛味はある。
辛味はあるが煙がマイルドなので肺に入れても咽るということはない。 
辛味はラム着香が良い具合にカバーしているので言われるほど辛くはない。
総じて独特なキャラクターだがバランスが良く取れていて疲れない。

まあ確かに1960年ていえば高度経済成長期だしピースみたいにゆっくり煙を燻らすというよりかは仕事の合間に雑に吸うシーンのほうがしっくりくる。
これは当時のニーズが形になったんだろうけど喫煙に対して緩い私の職場だとなるほど当時ハイライトを吸っていた大先輩もこんな感じだったのかなと思ったりする。

まあ私が常飲してる銘柄なので多少贔屓目はあるが60年以上売られ続けてる商品なので一度は吸ってみるのも悪くはない。

JTがフィリップモリスの赤マルをライセンス生産する際にレシピ交換として差し出したのがハイライトらしい。
そう考えたら日本を代表する銘柄的な立ち位置かも知れない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?