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生活保護という仕事。

CWとして働き始めて1年とちょっと経った。

生活保護CWというと、日々受ける暴言罵倒、きつい、しんどい、、ゴニョゴニョゴニョ、、恐らく悪いイメージが圧倒的だと思う。1人で120世帯程の支援をしないといけないから当たり前ではある。私も配属当時はそうだった。3年(たぶん4年)の辛抱や、と思った。


だけど、実際に仕事を始めて時々思うことがある。「受給者と接することは楽しい」ということだ。
ほんとにいろんな人がいる中で、尊敬するような人には人生のイロハを教えてもらったりもした。それぞれが、深い人生を送ってきている。人生経験がまだまだ浅い私にとって、純粋に人生勉強になる。

そりゃたまには理不尽なことで怒鳴られたり、暴言吐かれたり、時には人殺しだみたいなことも言われる。問題を起こすケースについては愚痴でも言わないとやってられない(基本的には美味しいもん食べて音楽爆音で聴いて寝たら忘れる)。
嫌でも人生の暗い部分に日々向き合い続けないといけない。言ってみれば他人の命を握る、責任が重すぎるこの仕事。


確かに保護受給者は何かしらの問題を抱えている。世間では生活保護=社会のお荷物というイメージも根強い。
けれど、人それぞれが生きる意味をもっていて、色んな困難がある中でも少しでも前に進めるようにと一生懸命生きている。その背中をそっと後押しできるような、少なくとも私はCWとしてそういう人達の味方になりたいなあと思います。
この仕事に限ったことじゃないけれど、誰かの為に働くことって、やっぱり凄く美しいことだなあと、こんなご時世だからこそより強く感じます。

ちゃんちゃん

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