五感で感じる海の姿

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自然環境リテラシー学 cチーム 第一回 2021年7月17日〜18日


本活動はシーカヤックでの移動をメインとして様々な自然的活動を行うものでした。私はいわゆる現代っ子というものに類する人種であるためこの二日間の活動の中には辛いものが複数ありました。しかしそれ以上にこの二日間自然と触れ合って得るものがありました。私がこの二日間で得たことは主に二つあります。一つ目は自然は肌で感じるべきものだということです。目で海、雲、潮の満ち引きを見て、耳で風の音を聞き、匂いで自然の織りなす空気を感じ、触れてみて水温、気温、風の向き、強さを感じてみる。百聞は一見に如かずという言葉があるように実際に五感を用いて、自然を肌で感じることによって普段の気象の講義で得た知識を使うことができたり、今まで知らなかった知識を身をもって知ることができたりなど、この二日間での得た経験は今後の私の学習や研究において間違いなく良い影響を与えるものでした。そして二つ目はこれまでの私の生き方を改める良い機会になったということです。私は日頃の講義を通して確かに環境を意識して活動するように変化していました。しかし、今回の実習を通して自分の生活がどれほど甘いものだったのかを痛感させられました。海に浮かんだり、陸に漂着した人工物を目の当たりにするたびに自分にもっとできることはなかったのかなど自分へのそして人間全体への憤りを感じました。こういった意識の変化は紛れもなく実際に目で見たことによるもので、この活動を通し1つ大人になれたかと思います。このように私は、主にこの二つのことを学ぶことができました。今回の実習を機に自分の生活をもう一度見直し、環境に優しい生活をまず自分から送れるように心がけていきたいと思います。

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