新しいモノは良いモノだは間違っている?

私は、すぐ新しいものに飛びつきます。

特にモノについては、その傾向が強いです。
しかし、全ての新しいモノに関心があるわけではなく、自分が興味を持っている分野だけです。
具体的には、パソコンやガジェットと呼ばれるモノ達です。
一番ひどいのはスマートフォンで、最近では1年持ちません。

私は古いものに興味がいきません。
歴史などを学ぶことの意義は理解していますが、その奥ゆかしさに情緒を感じるものの、その世界に長くいられないのです。
私の持ち物で一番古いものは、卒業アルバムぐらいでしょうか。
古いものを買ったり、使い続けたりすることは、今まで心当たりがありません。

日本の伝統芸能なども同じです。
テレビなどでちらっと見る程度で、実際のものはほとんど見たことありませんので、食わず嫌いの可能性もありますが、多分性に合わないと思います。

私はたぶんタレブが言う「最新性愛症(ネオマニア)」の一種かもしれません。
将来予測をするという観点では、最新の技術やテクノロジーを知るよりは、過去の歴史に対して興味をもち、生存にとって重要な暗黙の経験則を理解する方が良いと言う。

しかし、私が新しいものを求めるには理由があります。
それは、新しいモノの新機能に着目するというよりは、コストパフォーマンスが良くなってると思うからです。
なので、新しいものの中でも普及型が大好きです。
俗に言う、エントリーモデルというものです。

エントリーモデルというのは、機能の軸は外さず、新機能なの余計なものは外して安くする。
最新機能という企業のお試しに付き合うようなことはしません。

タレブは、最新機種のわずかばかりの違いに目を向け、最新のものを常に追い求める現象を「トレッドミル効果」と呼んでいます。
最新の機能に目がいってしまい、主要機能を忘れてしまっていることに警鐘を鳴らしたものと思いますが、私は主要機能のコストパフォーマンスばかりに目が行ってしまうので、ちょっと違う気がします。

新しいモノはいいものだ。
最近などは改悪も多く、あまりそうとも言えなくなってきたように感じますが、自分が欲しい機能は何なのかという視点を常に持ち続けていないと、自分を見失うので、モノでも何でも軸を意識して行きたいですね。


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