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香水

皆さんはこれまで幾つの香水をつけてきたか覚えていますか? 実際に買ってもつけていると違和感を感じるものもあったり、自分の肌の下まで馴染むような香りって意外と少ないものです。私がこれまで愛用したものはAndre Putman,Frederic Malle, Dyptiqueと全く違うブランドだったのですが偶然にもその全てが同じ調香師のOlivia Giacobettiでした。そしてその後 Jo Maloneに移行して数年愛用し、最近巡り合ったのが日本製のTobaliです。うっすらと花の香り(桜)がしてでも甘ったるくない。つけた後お香の残り香があり女性らしく、落ち着いた気分になります。NYで見つけたのですがその時ちょうど外は雪、この香水の名前はSpring Snowでした。白いボトルも美しく、当分はこの香りを愛用していこうと思っています。この香りが象徴するような女性像を目指しながら。


香りって記憶にすごく残るもの。特に愛した人の香りは今でも記憶に残っています。記憶というかもっと脳を超えた体の軸の部分で残っている気がします。

偶然街で昔の恋人の香りを嗅ぐとその時の思い出が鮮明に蘇ってきます。

今は一緒にはいないけれどその時の愛し、愛された感覚が肌を通して蘇ってくるのです。

だからこそ、香水は丁寧に選びたい。今の自分を象徴する重要なものだから。

相手の着ていた服は忘れても香りはいつまでもその時の印象として残ります。そしてその香りがいい思い出となるように人には優しく接したい。



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