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名古屋殿堂 5/26旧裏大会 午後の部 大会レポート

なんだか調子良く勝ち越すことができました。いつもはXないしはTwitterで感想を書いているのですが、調子に乗ってnoteでレポートを書いてみました。


デッキ選択

使用したデッキはわるいマタドガスことわるマタ。
ぶんれつドガース+わるいマタドガス+鋼エネルギーが殿堂8点相当でありながら4点で済み、名古屋殿堂では特に有力デッキ候補だと思っています。

2ターン目からの攻めと鋼エネルギーを絡ませることによる見た目以上の防御力の高さ、リカバリの容易さがウリです。
前回初動でもじもじしてしまい、持ち味を生かせずに負け越してしまったので大暴走構築にしようか迷いましたが、はかせ構築+エリカ+タケキュウ型を選択
さらに、事故回避とリカバリ力の向上を兼ねて、殿堂枠には「パソコン通信」2枚を選択。
殿堂を2点食う割にデッキ全体でやれることには何も寄与しないカードですが、特定の動きの再現性はピカイチ、元々のデッキパワー自体は元々高く、安定して速攻を仕掛けたいこのデッキとは相性の良いチョイスではないかと考えました。
(今回から突風が3点になりましたが、ぎゃくしめいとあまり相性が良くないという部分も大きいです)
メタ的には、クロバット系デッキの軽量アタッカーを即座に倒し、少しくらいベンチを倒されても夜の廃品回収+ぶんれつですぐに復元でき、突風3点に伴うぎゃくしめい増加→クロバット系デッキに有利なんじゃないかと思ってます。
また、午前のメタゲームではずつうコダックも数を増やしていましたが、タケキュウ型にすることとぶんれつを活かすことである程度リカバリ可能なのではないかと判断。

反面、まきベトも突風も未採用なのでバリヤードやドンファン、ハガネールなどのこちらの攻撃を防がれる展開はかなり苦手ですが、コンボが揃う前に殲滅できることを祈ります。
総じて、持ち味を最大限活かせる代わりに苦手な相手は苦手、そんな構築に調整をしたつもりです。

鋼イノムー大暴走+ピクシー(nagaraさん) ○

不利なわるマタへの殺意を感じるピクシー

たね無しマリガンでピクシーが見えて生きた心地がしない。

相手は場にコラッタのみ、クルミ、クルミ、リサイクル→クルミと
手札をすり減らしながらカードを探す苦しい展開

相手事故ってくれれば安定性特化なので狩るのは得意です。
交換おじさん→ピィで壁兼ドロソを見つけるも、2ターン目わるマタ爆発はいきなりベィビィ表

相手ドロソにたどり着けず、そのまま爆発し続けて全滅させて勝ち

あまごい(ねねしさん) ×

クイズで無数の択を生み出す巧みなポケモン選出

こちらダブマリ。してる間に向こうの席から歓声が
どうやら一回戦で倒したnagaraさんが今度はコラッタスタート→イシツブテで1ターンキルされたとの事、南無。
各自テーブルで準備が出来たらゲームを初めて良い方針もあり、ゲームが始まる前に他所のゲームが終わる珍事

相手のデッキですが、非常に面白いデッキでした。
今回の優勝デッキでもあります

まず飛び出てきたのが「カスミのわがまま」
デッキの枠を1枚つかってカードを1枚引くだけ、というのは弱いと考えていたので、何回使われても引いてくださいと言い続けました
(交換させるのが正解かもしれないらしい、この辺有識者と話してみたいです)

引くのが2枚ならなーと思ったり

次に飛んできたのが、カツラのクイズその3、指定は「たいあたり」 沢山ありそうで1枚も思いつかない・・・水には居ない、壁兼クイズ用の無色か・・・?何も思いつかずカビゴンを指名 →コイキングでした。言われてみれば・・・

はねる、たいあたりの代名詞

次に「はたく」 ゼニガメしか浮かばない…が、ベンチにカードダス版のパウワウがいたので、これをパウワウ(HP60)と予想。パウワウの技はずつきで、素直にゼニガメが正解でした。

見えてた
なんかはたいてそうだった。

次が「れいとうビーム」 ベンチにカードダスパウワウが出てたので、これはフリーザーを即答(そこはジュゴンでしょう・・・) 答えはわるいギャラドスでした 君れいとうビームなんか・・・

原作ゲームやってるとれいとうビーム予想外

知識不足が露呈して大量にドローされる展開、もっとクイズ対策必要だと思いました。

次に「スパイ作戦」水エネルギー×10をディスカード。
ぎゃくりゅうはしないはずなのに何が起きるのかと驚きの連発でした
その後、「超エネルギー回収」でアドバンテージを確保しながら水エネルギーを回収、なるほど。
「エリカ」なんかも絡めてこちらの手札も充実していましたが、
「にせオーキド博士」→「スパイ作戦」→「ミニスカート」のコンボでこちらの手札はズタズタに。

手札を減らして
見極めて
刈り取る!

ミニスカート+カメックス2枚確認でトラッシュ交換は無いため、狙うは相手のリソース切れでしたが「タイムカプセル」 を複数回。
先ほどのミニスカートコンボと合わせて、相手の山札はかなり修復された状態に

スーパー夜の廃品回収

凄いデッキでした、完敗。
後で聞いた話ですが、はかせもパソコン大暴走も入っていないとの事でさらに驚き

ワニカメ大暴走(なふださん) ○

午前の部公開レシピ
午後の部持ち込みレシピ

実はこのデッキが好きで以前高槻に持ち込んでおり、
なふださんとワニカメ談義をしていたので有識デッキ。
自分はトラッシュ交換2枚ではデッキが回せず断念しましたが、なふださんは午前の部をワニカメで優勝してるマスターオブワニカメ

序盤から攻めて相手の始動を強制できるのと、草弱点のオーダイルを一撃で倒せる可能性が有り、こちら有利を見ていましたが「わるマタにも勝てるように調整してきた」と豪語するマスターオブワニカメ。
正直、一番やってみたかったマッチアップでした。

初手ピィ出し、ピィにエネを張ってオーキド博士
の直前にどうせ捨てるならクルミで見たほうが良いなと思いつきクルミを使う
このクルミでドガースを見つけてしまい、始動が1ターン遅れるプレイミス

幸い、エリカを使わずに3ターン目始動できたのでこちらからエリカは使わずに淡々と相手のタネを刈り取っていき、
相手のスパイ作戦で捨てれるカードを減らしながら、サイドレース有利を取って大暴走や見切りコンボ始動せざるを得ない状況に追い込んでいく。
(エリカ使いたい状況を我慢して、返しの相手アクションがパソコン大暴走だった時はうまくいったと思いました)

またしてもカツラのクイズ3 もここは午前の部の優勝レシピをみていたので即答で「ガルーラ」、出てきたのは「カメール」 午前の部では入っていなかったカード・・・!

こいつは居なかった。
こいつは居た。


デッキを数枚だけ交換していたみたいです、午前午後と大会があってデッキを変えても良いのを利用したうまい戦い方。
クイズってこういう心理戦もあって非常に面白いカードだなーと思いました。

なふださん曰く「事故り気味」な状態からデッキを引き切ってオーダイル展開、こちらは予定通りナツメの眼を使用後に一撃で倒す。
サイドレースギリギリの状況で相手の出した泣きのピィも一発で表
(編集 相手のレシピにピィいない、記憶違いかも)
運も良かったですが、運ゲーに持ち込めるだけの最低限のプレイングもできていたのではないか、と思います。(ミスはしていますが・・・)

ここで相手のクイズ3 技は「ゼニガメ」 ゼニガメ・・・?
相手の動揺からこちらの有利が見て取れたので、攻めを継続
(以前泣きの「待った」をしてもらったこともあり、ここは「待った」でも応じるつもりでしたが、潔く正解と認めるストイックさも強さの秘訣なんじゃないかと思いました)

後は詰将棋、カメックスとオーダイルは一撃で倒してサイドを取れなくし、必要以上にドロソを使わずにあばれんぼうで負けなくする
(ほぼ無理なドンファンをLOで倒していたこともあり、ここは警戒)
「ぎゃくりゅう」クイズも「ピカチュウ」「イマクニ?のドードー」と意図的に不正解し、あばれんぼう危険域でのウツギはかせで安全圏に持って行き無事勝利できました。
(なお、あばれんぼうは抜けてました、ナイスブラフです。)

終わりに

トータル2-1で勝ち越しに成功しました。
デッキ選択、プレイング方針は良かったと思います。
(運が良かった部分もありますが、運勝負に持ち込める最低限の動きは出来ていたんだと思います。)
細かいプレイングミスはあったので、次回以降の改善に繋げたいです。

印象に残ったカードとしては、午前午後の優勝デッキでカツラのクイズその3が合計8枚積まれていた環境でしたが、非常に面白いカードでした。
午前午後での微チェンジ、こちらの無知を狙ってのデッキ内一択クイズ(正解されるリスクも大きいので立派な戦術だと思います)、まさかの出題ミスによる情報アドバンテージの漏洩、存在しないあばれんぼうブラフを仕掛けてぎゃくりゅう指定クイズなど、色々な心理戦やドラマを生み出しました。
すごく面白いカードで、使うカード以外にも目を向けて旧裏勉強しないとなーと思いました。

今大会最強カード

この記事を読んで旧裏や名古屋殿堂に興味をもっていただいた参加者が増えると幸いです。

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