40ここいらで、自分の扱いを確認してみる。

会う時にちょっと緊張する人。
ピリッとした空気を纏っている人。
この人と会う時はちゃんとした話をしないといけない、と思う人。

こういう人、たまにいますよね。

私です。

・気を使った言い回しをされがち
 「こんな言い方アレだけど」
 「語弊があるかもしれないけど」
 「ある意味そうかもしれない」
 「逆に」
 「いい意味で」
    話し相手が多弁になるのはそういう事か...

・付き合いが長くなっても丁寧語とタメ語を織り交ぜる会話

・何か強い意思を持っていそうと思われがち

人付き合いをする上で明らかに不利なので、
何かどうにかしなきゃいけないと生涯思い続けていて、

よく言われる
・自ら心を開けば相手も心を開く、とか
・自分が緊張するから相手も緊張する、とか試みたものの、
この角度からのアプローチはいい加減やめよう思いました。

そこに至ったのは、

10/21(水)27:00-28:30
佐久間宣行のオールナイトニッポン0
ゲスト:バカリズム(升野 英知)

タイムフリーで滑り込みで聞けました。

前の週のゲスト紹介の時から、
佐久間さんはバカリズムに対して ちょっと緊張する と言っていました、何度も。

10年以上の付き合いなのに、未だにちょっと緊張する。

実際聴いてみると、佐久間さんがいつもより話に集中して必死な様子が伺えました。
あんな佐久間さん聴いた事ない。
同時に、面白かった事も感じられましたが、
神経使ったんだろう事は透けて見えました。

確かにバカリズムをそこはかとなく纏っている雰囲気は
ピリッ としています。

バカリズム系の私。

当人からすると、なんで?なんで?なんで自分だけこんな感じになるの?と思うのですが、同類の他人を見たら一発でわかります。

バカリズムがラジオのパーソナリティをしていた時、
リスナーでさえ、投稿するメールの送信する時に緊張したそうですし、
ファンもライヴの最初のボケで周りの皆が笑うか反応を伺ってしまう、そうです。

でも、ファンがいる。
多くの人に受けないかもしれないけど、
好きと思ってくれる人はいる。
少ない≠悲しい ではない事はとっくに知っている。

こういう系は、いつまでも感じよくしようと努力している場合ではなく、
自分の扱いを見直した方がこの先スッと進めそうだ と思えました。

40ここいらで、自分の扱いを再定義してみる。

バカリズムがいなくなった後の佐久間さんの語りの軽やかさよ!

リスナー : バカリズムさんはどうしたら満たされるんですかね?
佐久間さん: 升野さん(バカリズム)は変わらないよ、10年来の付き合いのある俺らが理解してあげないといけないんだよなぁ...

私も限りある時間を、理解してくれる人に理解してもらうよう努めよう。




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