見出し画像

【CL福岡7-2完走・シティbest4】ザシアンザマゼンタ

1.はじめに

みなさん初めまして、ぼーず(@by_bose)と申します。
初のnote作成ですので、腑に落ちない点もあるかと思いますが、あくまで個人の意見なのでご容赦ください…
そんなこと考えてる人もいるのか程度に、、

今回は10/30(土)に行われたシティリーグと11/3(水)のCL
福岡で使用したデッキ「ザシアンザマゼンタ」をなぜ選んだかというところから、採用カード、環境での立ち回り・使い方までを経緯にも触れつつ書いていきたいと思います!
かなり安めのデッキでプレイングの上達もしやすいので、初心者の方にも分かりやすく説明できるように頑張ります…!

社会人として働きながらの練習・デッキ選択で、時間の無い中での動きとなり、そのあたりも考慮して頂ければと思います、、

良かったら、最後まで読んでもらえれば嬉しいです!!

2.環境考察

まず、苦労話として1ヶ月前のCL京都直後まで記憶を遡らせてください、笑

みなさんも感じている通り、CL京都からの環境は三神、ミュウvmaxや白馬スイクン、クワガノンをはじめとしてかなりの群雄割拠となり、デッキ選択が難しいことは大いに予想できました。

長期間にわたり、動きのある環境を考察するのは働きながらだとかなり苦しいので、まずはシティリーグS4の日程をCL福岡と近くにすることで練習の期間を10月いっぱいに圧縮できるようにしました。

その10月初めから本番にかけて、考察していた環境が以下になります。

画像はシャロンch様のCL福岡事前予想の動画で使用されていたものです。非常に分かりやすくまとまっていましたので参考にさせて頂きました。
シャロンch様より許可を頂き引用しました。
動画リンク↓
https://youtu.be/nQLfwvY-nCA

ここからは個人的な感覚ですが、現環境は白馬スイクンのデッキパワーが抜けて高いと感じていました。
先攻を取った時の圧力、最強スタジアムである雪道の採用、メッソンラインの事故りにくさ、クロススイッチャーやグッズロックも採用できる器用さ・対応力など、本当に隙のないデッキだなと。

使用率的にも大会では必ず当たるデッキではありますし、その白馬スイクンに対してどのような解答を用意するのか、また、目に見えて増加した三神に対してどう振る舞うかを中心として環境を考察しました。

3.デッキ選択の経緯

まず、前提として毎大会のデッキ選択は以下のようなルールで決めることとしています。

1.デッキパワーが高いか

ここでいうデッキパワーが高いとは、
「これが決まれば勝てる!」というような理不尽ムーブを持っていてそれがある程度の再現性を出せるか、を意識しています。

現環境での例としては、
・白馬スイクンの先2ダイランス
・ミュウvmaxの先2テクノバスター
などでエネつきのメインアタッカーを吹き飛ばす、その上でこちらはvmaxなのでワンパンされない、などが挙げられるかなと。

2.デッキの事故が少ないか

単純に事故らないかですが、
個人的好みとしては、
・進化ラインを2ライン以上採用しない。
・採用するのであれば、進化がデッキを回すことに直結するものを採用する。例:黒馬、メッソンライン
・サイド落ちによる事故が頻発しない。
これらを満たしたデッキを選択したいと考えてます。
今は環境のデッキが速いのでモココやヘルガーなどの進化をたくさん準備してる時間はないと感じています。

3.環境で流行りまくっているデッキではないか


極端な流行りデッキを使用しないのは、
・ミラーマッチの頻発による、非常に難しいゲーム展開や最悪ジャンケン勝負になることを避けるため。
・流行りデッキに対するメタカードをゴミにして、相手のデッキパワーを落とすため。
・試合中に、動きの全貌を相手に悟らせないため。

これらの3つルールに当てはまるデッキを考えていたところ、PTCGOでスピードザシアンが猛威を奮っていたことを思い出したのが使用のきっかけです。

ここでスピザシを上記のルールに当てはめてみます。

1.先2ブレイブキャリバーからのタフネスマントで耐久
→まあめちゃくちゃ強いです。
2.Vのみでポケモンも少ない
→必要なカードを無理なく4投できる枠があり、やりたい動きを通しやすく事故りにくいです。
3.現環境にはまずいない(ルカメタに擬態できる)
→対戦していると細かいところで意外と効きます。相手の考えることの多さなどもあり。

と、かなり良さそうであり、練習を始めることとしました。

そこからデッキ決定の理由として、先程の環境を振り返りたいと思います。

各デッキを見ると、弱点をつかれるポケモンが少なく環境への通りが良いです。さらに、弱点をつける白馬、オルジェネから入ると殴るまで時間のかかる上、殴ってもこちらをワンパンできない三神にはかなり強気に出れるところが好印象でした。

また、現環境で全デッキに安定するデッキを作ることは不可能だと考えていた(全デッキに勝とうと思って作るとピンのカードがかなり増えて間違いなく事故が増えると感じた)ため、安定して自分の動きを通せるザシアンはかなり良いのかなと。先2ブレイブキャリバー決めれば全対面有利まであるので、笑

さらに、ザマゼンタが最近のvmax・特殊エネルギー中心の環境に強く、刺さるところにはこいつで詰ませることもできるほどだと感じています。
後ほど立ち回り解説で記載予定ですが、ミュウvmax、黒馬マホイップ、連撃ウーラオス、ムゲンダイナあたりには必須だと感じました。

まとまりがなかったかもしれませんが、以上がデッキ選択までの経緯です。

4.デッキ解説

大変長らくお待たせ致しました、デッキリストです。
「強いカードは4枚採用」がコンセプトです。
現環境のデッキはどれもかなり強く、下手なメタカードは相手にとってはお客様です。デッキパワーを落とす原因にもなります。最速でやりたい動きを通すことが今のポケカはかなり大事かと思います。

かなり整っていて、きれいかっこいいレシピが組めたかなと笑
Twitterでもレシピのシンプルさや綺麗さに触れるツイートを頂けてめちゃめちゃ嬉しかったです笑

それぞれの採用枚数・理由を書いたあとに、なぜ最近話題のしっぽミュウ型にせずスマホロトム型にしたのかを触れていこうと思います。

ザシアン 4枚
デッキの要です。弱いこと一個も書いてません。
スタートもザシアンでするのが丸い場面が多いので文句なしの4枚です。
3枚でも回しましたが、スタートできず、思うように展開もできず負け、のようなことがあったのでやめました。

ザマゼンタ 2枚
他のスピザシ系のデッキには採用されてない場合もありましたが、黒馬マホイップ、連撃ウーラオス、ゲンガーvmax、ムゲンダイナvmaxなどと強気に戦っていくために必須だと感じています。
特殊エネルギートラッシュが現環境ではめちゃくちゃに偉く、vmaxを1発殴ればブレイブキャリバー圏内にすることもできます。上手く使うのは少し難しいカードだと感じていますが、上手に使えた時の楽しさや強さはザシアン以上のものがあるかと。
必要な時は2枚使うので2枚。

ヤレユータン 2枚
このデッキを回す上で必須、全対面で必ず1枚使います。
このタイプのデッキの場合はトップにエネを仕込むことで、ザシアンのふとうのつるぎで1枚確定にする動きが露骨に強いです。
それ意外にも、大事なカードをマリィから守れる、毎ターン1枚アドを取り続けることができて雪道で止まらない、スマホロトムとのカードサーチ、見た目以上に強いです。
ないと負けるのでサイド落ちケアで2枚。

クイックボール 4枚
特に言うことはないですが、エネルギーをトラッシュに落とすように使えたら良きです。さすがに4枚。

スマホロトム 4枚
このデッキを語る上で外せない最強カード。
ヤレユータンと組み合わせることで山上5枚のうち好きなカードを1枚手札に加えられる上、エネを山上固定することでふとうのつるぎで1枚確定にすることもできる優れもの。
触れるカードに制限がなく、好きなカードになるという点がかなり使いやすいです。
デッキリストでほとんどのカードが4枚採用されている理由がここにもあり、メタルソーサー、いれかえ、タフネスマント、結晶の洞窟、ドローサポート、ボス、エネルギーなどは欲しいタイミングでかなり触りやすくなっています。
騙されたと思って一度使ってみてください、本当に強いです。

メタルソーサー 4枚
特に言うことないです。大事なエネ加速手段なのでさすがに4枚必須です。

ツールスクラッパー 1枚
主に、タフネスマント付きのスイクンやファイヤーをブレイブキャリバー1回で倒すため、こちらのタフネスマントを有効に使うためにツールジャマーを壊すため、の2点で使います。余裕あればそれ以外には使わずさるぢえで山に戻して守るのも良いです。
上記のどうぐ2枚や大きなおまもりがすごく増えるなど、環境次第では2枚採用も全然ありのカードです。

ポケモンいれかえ 4枚
ブレイブキャリバーを連続して使う都合上4枚必須です。
ただ、デッキの構成上3回か4回殴れば勝てる対面が多いので、すごく大切にとっておく必要はないです、ふうせんがユータンに付けたいが触れないなど、使いたい時は使ってしまいましょう。
余談ですがこの絵柄が1番好きです。画質悪いけど。

ふうせん 2枚
基本的にヤレユータンにつけます。1枚はすぐにつけてもう1枚はスクラッパー対策や緊急時のために隠しておきましょう。
一度3枚で回しましたが、余剰だと感じました。

タフネスマント 4枚
外せない最強カードその2です。
ザシアン、ザマゼンタがほとんどのワザを1発耐える体力になり、ツールスクラッパーが絡まずに耐え切れて番が回ればサイドプランでかなり有利に試合を進めることができます。
特にザシアンには優先的に貼っていきたいカードです。
3枚採用の期間が長かったのですが、タフネスマントのつかないザシアンはかなり倒されやすくスクラッパーが絡むと終盤欲しい時に無くなっている場合があるので、4枚採用。

博士の研究 4枚
言うことはないです。最強ドローサポート、エネも落とせる。4枚。

マリィ 3枚
唯一の相手への手札干渉であり、手札に詰まった大事なカードも山に戻せる点がかなり強く、本当は4枚入れたいです。
ただ、マリィよりも博士を使いたい盤面の方が多いこと、マリィを減らしてでも採用したキバナが強すぎたこと、これらの都合で3枚です。

キバナ 2枚
このカード初めは採用無しでしたが、練習段階で使ってみると強すぎたが故に2枚採用まで出世しました。
中盤から終盤で、0エネのザシアンがキバナ→メタルソーサー→手貼りで始動できるのが本当に強いです。
使いたい頃には山が少なくなっていて、スマホロトムでもってきやすいこと、すでに手札にあるものをさるぢえで山上固定できることを考えると2枚あれば割と欲しい時に使えます。

ボスの指令 4枚
ブレイブキャリバーをなるべくメインアタッカーのvポケモン(もしくはvmax進化元)に撃ちたいのでかなり欲しい時が多いです。
特に、先攻2ターン目でブレイブキャリバーを撃つ時、終盤に必要な時など。すでに引いておくかスマホロトムで触りたいので必ず4枚必要です。

結晶の洞窟 4枚
最強カードその3です。
全体30回復は本当に強い。クイックシューターやフリージオやクワガノンVのグッズロックの打点をほぼ0にできます。
タフネスマントと合わせて、このカードのおかげで粘り勝てる試合も少なくないです。
基本先に先に貼っておくことはあまりなく、ダメージを受けた時、スタジアムの張り替えをしたい時で出します。
雪道張り替え用として使用することを考えても4枚必須です。

基本鋼エネルギー 12枚
初手で必ず欲しい(場合によっては2枚以上ほしい)ことや、サイドに2枚ほど落ちた上でも、十分に足りること、山上固定なしのふとうのつるぎの期待値的な面を考えて調整し、この枚数に落ち着きました。
ちなみにブリザードエネルギーが1番かっこいいです。

5.採用検討カード

あなぬけのひも とりつかい
1番悩みました。デッキの都合上入れ替え札は多いに越したことはないし、あなぬけはミュウvmaxや三神対面で強く、とりつかいはブレイブキャリバー後のザシアンにグッズロックを撃たれた際の明確な回答札になるので。
今回採用を見送った理由としては、枠の関係もありますが、あなぬけが強く刺さる三神、グッズロックを撃つ白馬や雷軸のデッキには、「あったら強いけど無くても勝てる」と感じたからという理由が大きいです。
また、ミュウvmaxはあなぬけ1枚通してもキツいマッチには変わりないのでいらないかなと。

ふしぎなしっぽミュウ
採用しなかった理由を1番多く聞かれました笑
クロススイッチャー等、ザシアンと相性のいいカードを採用しやすくなる点や、単純にグッズの多いデッキなので強い点。結果を残してるスピザシの形には必ず入っていたので、性能は確かなのかなと。
使用しない理由は何点かあります。
まず、これが1番だったのですが、連撃ウーラオスに対しての負け筋になる点です。ヤレユータンを必ず使用する都合上、キョダイレンゲキでユータン、ミュウで2枚取られると、ザシアンとザマゼンタを合計2体倒せば良くなってしまいます。雪道が無理なく入る連撃ウーラオスにはザシアンとザマゼンタを合計3枚押しつけて、タフネスマントと結晶の洞窟で耐久することが1番の勝ち筋だと考えているので。
次に、サポートに触れない点がどうしても苦しいことと、欲しいグッズは大体4枚入っている場合が多いので、博士とロトムで十分に触れる点。
最後に、ふうせんをミュウに貼りたくない点です。ユータンには必ず貼ることになると思うので、そこに貼れる枚数入れるほどデッキの枠に余裕がない点。回収ネットも同様の理由で枠の都合で入らないと考えました。
これらの理由で今回は採用を見送ることとしました。

クロバット
初めは入れてましたが、まず何よりスタート弱すぎ。また、欲しい時は終盤でクイックボールを使い切ってるようなことも多かったのでそこまで使えず。いらないです。

ベンチバリアミュウ
クワガノンや連撃ウーラオスに強くなり、絶妙にブレイブキャリバーで足りない相手の後押し用。
しかし、入れたところで本当に上のデッキに勝てるのか怪しかった点や、連撃ウーラオスに関してはもはや入れない方が強いまでありました。(ヨガループ等考えることが増えるし、レンウーの解答になっていない感が強い。)
追加で、このカード1枚でスタートした時の最低さはもはやクロバットよりも悲惨そうだったので不採用。(デッキ的にポケモンをたくさん持ってきずらいので体力が低いと後1で負けそう)

ダンデ
ブレイブキャリバー230点のみだと、タッグチームやハピナスを倒せない点で困ることが多かったので考えてました。
特にケンガー&ミミッキュに対しての明確な解答を用意したかったので、すごく悩みました。
理由としては、ゲンミミの入る黒馬には先2ブレイブキャリバーやザマゼンタ押しつけなどで勝ちの芽が十分にあること。ハピナスは一体ダンデで倒したところで結局辛いということから今回は採用を見送りました。

リセットスタンプ
終盤の逆転用。キバナからも触れて、ヤレユータンで守れるのでいいのかなと思っていましたが、キバナはメタルソーサーに触れたい時がやはり多いです。また、勝つ試合はほぼ全部これを使わないままに押し切ってるので速さが売りのデッキにはいらないかなと。

混沌のうねり
雪道対策、ザマゼンタの強さが増します。
採用しなかった理由は、ただただ結晶の洞窟が強すぎたことです。

6.環境デッキへの立ち回り

tierリストの良く当たるところを中心にお話ししたいと思います。

Tier1

・三神
環境でもかなり多いデッキなので必ず対策しましょう。
先攻でも後攻でもやることはシンプルです。
ザシアンを2体、ヤレユータンを1体場に出して、三神のうしろのザシアンかファイヤー(エネがついてる方)をひたすらブレイブキャリバーしましょう。アルティメットレイではザシアンを落とせないので、三神を綺麗に無視できればまあ負けません。先攻の場合は少し余裕があるので一回三神を殴っておいても大丈夫です。(ボスがなければ殴るしかないのですが、)
オルタージェネシスを撃たれた後でも、タフネスマントをしっかりつければザシアンにもファイヤーにもワンパンされません。三神はある程度みんな同じ動きをする(せざるを得ない)ので一度勝ち方を覚えてしまえば環境デッキの中では比較的楽な対面です。
もし初手でめちゃめちゃ事故った場合は、相手のザシアンをボスで前に固定して、メタルソーサーで急に育つことを最低限ケアしたいです。
最後に、回復が間に合わないとは思いますが、結晶の洞窟で三神も回復できる点を忘れないように、念のため。

・白馬スイクン or    スイクン単騎
このデッキに勝つために握ったと言っても過言ではないデッキなので勝ちたい相性です。
まず、大前提覚えておきたいことなのですが、こちらがザシアンとヤレユータンに盤面を絞ると、スイクンの火力は140になり2回殴っても洞窟込みで250点、タフネスマントザシアンを落とせません。もう一体ザシアンを出す、マントが剥がれるなどがあっても2回は必ず殴る必要があります。
つまり、スイクンで殴っているだけではこのデッキに白馬スイクン側が勝つのは基本的に不可能です。(スイクンが6回殴らないといけないのに対してこちらはブレイブキャリバー3回で良いので)
つまりこちら側の戦い方としては、ひたすらに白馬だけを倒してれば勝てるということです。エネがついて完成されたスイクンが場にいたとしてもガン無視で白馬だけを狙いましょう。(白馬がvでエネなしだったとしてもスイクンを倒してしまうとメッソンラインの圧倒的サーチ力でキバナorメロン、手貼り、進化、クイックシューターorスクラッパー、ダイランスで前を吹き飛ばしてきます。)
スイクンを倒さなければいけない場合は、キバナと2体目のザシアンを準備しておきましょう。(キバナさえあればザシアンが0エネでも起動して前の白馬を狩れます。)
また、ブレイブキャリバー後のフリージオグッズロックに対しては結晶の洞窟と2体目のザシアンでふとうをして準備を進めましょう。状況やリソースによっては一旦後ろに逃げてユータンを壁にするのもありです。
相手がスイクン単騎であった場合は、きちんとベンチを管理してただ淡々とスイクンを倒していればまあ大丈夫と思います。

・ミュウvmax
正直きついです。先2ブレイブキャリバーを撃ってようやく勝ちの芽が出ます。
こっちのやりたい動きや耐久プランがピオニー1枚(ジャマーと、格闘道場やタブレットでザシアンが倒れます。)で崩れることやミュウの速さも相まって、苦しい勝負になります。ザマゼンタ押しつけが解答にならない点や、場合によってはクラハンとかも飛んでくるので、、
先攻でvを倒して2-2-2で勝つ、うまくザマゼンタのエネトラッシュを使い耐久しながら戦う、の2パターンにもっていけるように頑張りましょう。
場合によってはゲノセクトを縛ることや、じょうねつのしずくできぜつしないようにスタジアムで回復する等のケアも必要です。

・黒馬
こちらも少しキツいよりですが、ミュウよりは頑張れます。
まず序盤は常にホラーハウスを意識して、殴らない場合は逃げれるユータンを前にする、ザマゼンタを壁にする等のケアが必要です。
ミュウミュウ型はミュウミュウとオロヨノが襲ってくるとかなり苦しくなりますが、マホイップvmax型の場合はザマゼンタ押しつけプランのためにオロヨノやゲンミミをブレイブキャリバーで1発殴っておくプレイングを心がけましょう。
先手を取れれば十分に勝ちを拾えますし、後攻でも頑張れる相性だとは思っています。キツいですが、

Tier1.5

・クワガノン
めっちゃ強いです。ただし付け入る隙はあります。
実際にクワガノンを使ってみると分かりますが、エレキブラスターを6発撃つことはかなり不可能に近いです。ですので、ザシアン、ザマゼンタに2発撃って貰えるようなプレイング(タフネスマントをきちんと貼って、結晶でクイックシューターで落ちないように回復する)を心掛けた上で、最速で6回殴り続けましょう。ツールスクラッパー等を採用していないクワガノンも多いので通しやすい動きではあるのですが、やまびこホーン→ザシアンベンチ→クイックシューター→エレキブラスターのようなバグを平気でやってくるので、その辺やられたらもう素直に諦めましょう。
意外とマリィと併せてメッソンラインから狙うのも良かったりします。

Tier2

・連撃ウーラオス
気づいたら負け筋を作られてる場合が多いので、慣れてないとよく分からない間に負けてしまう、なんてこともあります。ちゃんと練習したほうがいい対面ですね。
まずはザシアンとザマゼンタを2匹早急に育てて、2-2-2のサイドで相手にとらせる意識をしましょう。(ヤレユータンがキョダイレンゲキで1ターンに2匹やられるなんてことがないように、)
相手が、vで殴るならザシアン、vmaxで殴るならザマゼンタ、という得意な方で対応できる盤面にするとかなり有利です。連撃エネルギーをザマゼンタでトラッシュできるとさらに勝ちやすいです。
基本的にワンパンはないですが、ナゲツケサルや望遠スコープ+クイックシューターもあるので注意すること。ですが、タフネスマント、結晶の洞窟さえきちんと使えていれば耐久戦術は通しやすいです。
ザシアン、ザマゼンタを2匹作った後の中盤から終盤に育てるのは、状況を見て火力で押し勝てるならザシアン、きちんと耐久すべきならザマゼンタにしましょう。
丁寧に詰めていけば勝てる相性です。

・ルカメタ ・連撃テンタクル
申し訳ないですが、デッキの都合上かなり勝つのが苦しいです。ルカメタはフルメタルウォールで相手ザシアンを倒せなくされた上でこちら側はスクラッパーでワンパン、さらにマオスイ。テンタクルはこちらが6回殴らないと勝てないのに対して相手の火力がすごいのでこちらより必要な攻撃回数が少ないです。
環境で数が少ないデッキではあるので、割り切りましょう。

・モココ軸 パルスワン レックウザ
スピードの速いデッキではないので、どこかでマヒやグッズロックでのごまかしがないとこちらには追いつけません。
クワガノンのグッズロックに対しては、フリージオと同様に結晶の洞窟を使用しつつ必要に応じては逃げてザマゼンタやユータンを壁にしましょう。
マヒはデッキコンセプト上そんなに刺さりませんので、ポケモンいれかえのリソース管理をしておけば大丈夫です。
たまに鋼抵抗をもってるライライなどがいるので要注意。

Tier3

ゲンガーvmax   ジュラルドンvmax
まず初めにですが、耐久型のジュラルドンとは対戦経験が少なくまともな解説ができなそうなので割愛させてください。
本番前は、不利そうだけど当たっても先2ブレイブキャリバーで倒せるでしょくらいのことしか考えてなかったです、、すみません。
ヘルガー軸についてですが、ぶんまわったゲンガーは雪道もあり勝てないのかもしれませんが、このデッキは大会で当たっても事故ってるところしか見たことないです。経験上は基本的にスピードと安定感でこちらが有利に戦えます。特殊エネルギーまみれなのでザマゼンタのエネルギートラッシュがかなり刺さる場合も多く、ゲンガーの技の都合上ハイド悪などは積極的に落としたいですね。ジュラルドンの場合はインパクトエネルギーと一撃エネルギーで迷う場合がありますが、点数計算や相手の手札枚数、場のヘルガーとトラッシュの一撃エネルギーを確認した上で効きそうな方を選ぶと良いです。
対戦中は、パニックフィアーの打点で落とされないように盤面を調整すること、相手の雪道がどのくらいあるかを常に意識してプレイすると良いです。

・ムゲンダイナ
この対面は、ご存知の通りザマゼンタがかなり大事になってきます。2枚押し付ける展開も十分にあるので、サイド落ち確認忘れずに。ザマゼンタに攻撃の通るファイヤーなどをザシアンで早めに倒せるとかなり勝ちに近づきますが、ザシアンはムゲンダイナのフルパワーでマント込みでも倒れるので、なるべく後ろに下げておいてマントも貼りましょう。(ブラッキーがいるのであまり関係ない時が多いですが。)
ムゲンダイナはファイヤー以外にはエネルギーを増やすことも得意なわけではないのでアサルトタックルによるエネトラッシュも積極的に狙えたら狙いましょう。ザマゼンタをきちんと通せれば勝てる対面なので、冷静に。

ひとまず、立ち回りはこのくらいで、、
書いてないのもありますが、キリがなさそうなので…笑

7.大会当日のマッチング

10/30(土) シティリーグS4 トレカショップKCC

・1試合
初戦からミュウという鬼の対面、相手が初心者の方だったようで盤面vmax1体でほかのvmaxを全てピオニーで切ってしまいました。格闘ミュウなのでダイミラクルが撃てない状況になり、ザマゼンタ押し付けで勝ちの盤面を作りますが、案の定時間ギリギリで最後はぐちゃぐちゃに、、
お相手には色々申し訳なかったです、
なんとかして勝ちましたが、この試合がCLも含めた全試合の中で1番焦りを感じました、しんどかったです。

・2-5試合目
後攻が多く辛かったですが、想定外のこともなくこちら側のやりたい動き(上記立ち回り参照)を通して勝ち。
全勝で予選を通過できました。

・決勝トナメ1試合目
お相手はゲンガー(CL福岡配信卓出られてました)またも後攻で辛かったですが、案の定ゲンガーあるあるで事故のご様子。危なげなく勝利。
と思いきや2枚もフヨウが入っていて、ザマゼンタが突破されかけて危ない試合に。勝ちは拾いましたが、相手が事故らなければ負けていたかもしれません。

・決勝トナメ2試合目
黒馬マホイップ体面、先攻をとられた上、こちらはザマゼンタ手貼りエンドという悲しい事故。
終始テンポをとられ続け、こちらの少ない勝ち筋も全て潰されました。お相手めっちゃ上手かったです。後で調べたらCSPランキングこの大会時点でシニア日本2位の方だったよう、そりゃ強いわけですね。

予選全勝best4でした。

・11/3(水)CL2022福岡

・1試合目 アイアントLO
初戦からとんでもないところを引いて泣きそうでしたが、お相手事故よりで、さらにこちらがポケモンいれかえをたくさん入れたデッキなので縛る戦法も刺さらず。なんとか初戦勝ちました。

・2試合目 パルスワンvmax
初戦の後、パルスワンvmaxが周りを見渡すと多いなと思っていたら案の定マッチ。
後攻ながらも安定して有利状況で勝ちましたが、試合後にライライの抵抗をお互いに忘れていたことが発覚。抵抗に関係なく勝てる試合ではあり、お相手も気持ちの良い方で、「大丈夫です」と言ってくださいましたが、申し訳ないことをしました。

・3試合目 三神ザシアンファイヤー
やりたい動きを通せて勝利。ぶんまわった上に、相手もリセスタサイド落ちだったようでした。

・4試合目 白馬スイクン
得意な白馬スイクン戦でしたが、まさかのヤレユータン全落ちで血の気が引きました。
ザシアンを育てることには成功して、抗える盤面を作ることはできそうでしたが後続が繋がらず。
お相手もかなり上手な方だったので、丁寧に勝ちの芽を摘まれて負け。
どうしようもない負けだったので、切り替えることだけを考えました。

・5試合目 パルスワンvmax
またもパルスワン、ツールジャマークワガノンや手札干渉が刺さって苦しい展開に、、
ですが、お相手のピン刺しの雪道を上手く剥がせたこと、先2ブレイブキャリバーでサイドが先攻できていたことが功を奏し、なんとか勝利。

・6試合目 白馬スイクン
やりたい動きを通して勝ち。

・7試合目 白馬スイクン
後攻だったものの、終始やりたい動きは通せて有利な試合展開に。ただ、お相手も上手な方でサイドレースはトントンのまま試合が進み、最終局面でザシアン2体で3エネと2エネ、お相手は白馬のみで前のザシアンを倒すしかない。結果的に相手のリセットスタンプ後の2枚+1枚のドローの内エネルギーを1枚でも引けばブレイブキャリバーで前の白馬倒して勝ちの展開に、、、
結果はいれかえ、結晶の洞窟、ザシアンと引いて負けました。山にエネやサポートはそれなりにあったし、十分に勝てる試合でしたが残念…4試合目よりは心にこなかったです、笑

・8試合目 白馬スイクン
やりたい動きを通して勝ち。

・9試合目 三神ザシアンファイヤー
初手メタルソーサー3枚、サポートボス2枚、エネなしという大事故ハンドでしたが、ザシアンスタートできた点、お相手もデデンネスタートで事故っていた点で結果的にイーブンに。そのままふとうを2回撃ってなんとかリカバリー、そこからはやりたい動きを通して勝ちました。

7-2で完走、70位でした。
top64に入れなかったことは本当に悔しかったです。
この悔しさをバネに次回からの大会はもっと勝ちます。

8.最後に

最近スピードザシアンが少し流行ってきましたね。
CLでは結果的にザマゼンタがいてくれたことに助けられた戦いもあったこと、自分の考えた構築や戦術が上手く刺さり先攻の勝率100%、後攻であっても十分勝てていて、引き次第では上位も狙えたこと、このデッキにしたことには微塵の後悔もありません。

今シーズンは、スタンもエクストラも上位の結果は全てザシアンに助けられて勝てているので、このカードへの愛が止まりません。ザシアンザマゼンタVSムゲンダイナセット、たくさん買います。ザシアンさん、本当にありがとう。

書きたいことが多く、長すぎてすみませんでした…
最後まで到達している人はそうそういないと思いますが、ここまで読んでくれた方はTwitterで感想とか書いて頂けたらめちゃくちゃ喜びます。モチベにもなるので。

最後に、調整に付き合って頂いた方、応援して頂いた方、本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?