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宇宙人の被り物にドキッ!

昨日に引き続き、中学時代の話を書きます。
今回は淡い恋心編です(キュン)

もう40年も前の事と思うと恐ろしくなります。時の流れの早さでなく、中身が変わらないまま、生きてきてしまいました(笑)

中学1年生の夏休み明けに、転校生の男の子がきました。
そして、美術の授業で夏休みの課題作品を、1人ずつ前に出て発表する時間がありました。

その課題は、張り子のお面でした。私はというと、遠〜い記憶にうっすら 歌舞伎のような雰囲気で、もっとカラフルに色を塗ったお面を作ったかな…近くに座っている男の子が、「山本寛斎みたいでいいね」と粋な褒め方をしてくれた事だけは、はっきり憶えています(笑)

次々に皆が作った作品を発表していき、転校生の男の子の番に。
彼が照れくさそうに発表しながら、手に持っている作品を見て、衝撃を受けました。

皆の作ってきたものは、自分のも含め だいたい似た作風になるのですが、彼のは全く違ったのです。

お面なのに、頭までスッポリ入る宇宙人(グレイ)の被り物でした。その頭の丸みが(カーブが)とても綺麗で、皮膚は(表面)アルミホイルで貼られていました。

今の時代ならネットで色々調べて作り方もわかりますが、当時はその斬新な発想に ビックリしてしまいました。美術の先生も手に取って、じっくり見ながら褒めていました。
この時から、宇宙人さんとご縁が始まっていたのでしょうか…(ただの独り言です)

それから 彼を注目し始め、普段書く字は可愛いのに 習字は上手、勉強も運動も抜群でした。
何だか負けた感じが悔しいのに、何故か恋心を抱いていたんです(笑)

よくよく考えると、お互い憎まれ口を叩いていたし、優しくしてもらった事もないのに、私ったら才能に惚れたのでしょうか(笑)
後に彼氏?となりましたが……

大人になってから、どうしてもあの宇宙人の被り物の事が聞きたくて、宇宙人の被り物が凄くて…と褒めつつ話を振った時に、特に反応もなく流されたので、もしかして自分で作ってないとか?と、嫌な私が出てきちゃいました(笑)

アレは、マジで素晴らしい宇宙人さんでした。私も作ってみたいくらいです♫ 今の私なら、作れちゃいます(相変わらずの自信家)

最後までお読みいただき、ありがとうございました♡

by705 ˃̶͈̀ ꇴ ˂̶͈́

※彼の作品は、画像よりもっと可愛らしかったです。
冒頭で中身が変わらないままと書きましたが、見た目のイメージは変わらないままを、あえて意識しています(中学生のままって…笑笑)

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