見出し画像

2024年7月24日セレッソ大阪×ドルトムント合同「フラッグシンフォニー」

ボルシア・ドルトムント公式ファンクラブは2024年7月24日のセレッソ大阪との親善試合において、セレッソ大阪サポーターグループ「フラッグシンフォニー」(Twitterアカウント:@cerezo_fs)さんと合同で、セレッソ大阪およびドルトムントの旗をピッチ上で振って選手、審判団の入場を迎える特別版「フラッグシンフォニー」を行いました。

セレッソ大阪の「フラッグシンフォニー」

ピッチ上で旗を振って選手、審判団の入場を迎える「フラッグシンフォニー」は2011年、当時セレッソ大阪のスタジアムの演出を担当するスタジアムマスターだった本間勇輔氏(古畑任三郎のテーマなどを手掛けた作曲家)が海外サッカーを視察した際に、サポーターが試合前にピッチ上で旗を振るパフォーマンスを見て感銘を受け、Jリーグでも同じことはできないだろうか、と提案したことがきっかけで始まったパフォーマンスです。

ドルトムントの試合前の様子
セレッソ大阪の試合前の様子

パフォーマンスはそれと同じ名前を持つ有志のサポーターグループ「フラッグシンフォニー」さんによって運営されており、普段の様子はホーム戦で見ることができます。
「フラッグシンフォニー」ホームページに企画が立ち上がった段階から今のスタイルに至るまでの紆余曲折が書かれておりますので、ぜひご覧ください。

セレッソ大阪とボルシア・ドルトムントの合同「フラッグシンフォニー」

セレッソ大阪との親善試合が行われると発表されてしばらく経ったある日、ファンクラブ公式Twitterに「フラッグシンフォニー」さんから、「ドルトムントサポーターのみなさんも一緒にやりませんか」とお誘いのメッセージを頂きました。
スタッフにセレッソ大阪サポ―ターがいないこともあり、失礼ながらフラッグシンフォニーのことをよく存じ上げておりませんでしたが、上記のお話を伺って「ぜひやりましょう!」と計画が動き始めました。

旗をどうするか

ドルトムントの旗を振る人数の目安は20~30人で、参加者はファンクラブ会員から募集しました。
最大の問題は人数分のドルトムントの旗をどうやって用意するか、でした。サイズはJリーグで売られているもので言うと「L旗」(150cm×100cm)。
ドルトムントのオフィシャルオンラインショップ、もしくは国内のサッカーショップからかき集めるか。もし入手できないようであれば、これくらいの予算とスケジュールでオリジナルのものを作れますよというフラッグシンフォニーさんの助言も頂きつつ、検討を重ねました。最終的にドルトムントの本部に試合前に旗を振るイベントをするので用意してもらえないか、と掛け合ってみたところ快諾されて、25本すべてをポール付きで日本まで送り届けてもらえることになりました。

旗は参加者の皆さんへのお土産となりました!

リハーサル、そして本番

リハーサルでは雨がパラパラと降る中、実際に旗を持ってピッチに入って全体の流れや立ち位置を確認し、本番前には参加者全員で旗の振り方を教わりました。

レクチャーの様子

いよいよ迎えた本番。冒頭は選手のウォーミングアップが遅れていたためトラック上で旗を振ることになりましたが、選手が引き上げてからは無事、ピッチに入って振ることができました。
親善試合ということで、選手紹介などの演出は両チームともホーム扱い。
ドルトムント側の演出として現地と同じように"You'll Never Walk Alone"が流れる中、両チームの旗がはためく光景はジグナル・イドゥナ・パルクさながらのものでした。

特別版「フラッグシンフォニー」を終えて

パフォーマンスの参加者がいつもと違ってセレッソサポーターに加えてドルトムントサポーターという「部外者」も参加するとなると、関係各所と交渉することも多かったでしょうし、予想外のことが起きるリスクも想像できたと思います。それでも私たちにお声がけくださり、打ち合わせの時から、当日はピッチでの動き方、旗の振り方まで一つ一つ丁寧にご指導下さったフラッグシンフォニーの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちドルトムントサポーターとして、ドルトムントの旗をピッチ上で振って選手入場を迎えられたことは忘れられない経験となりました。
そして、ドルトムントと合同でパフォーマンスができたことをフラッグシンフォニーの皆さんがものすごく喜ばれていたことも嬉しかったです。
両クラブのサポーター史の1ページに刻まれてもいいくらいの素晴らしいイベントだったと思います。

掛け声は「香川―?」「真司ー!」でした。

セレッソ大阪「フラッグシンフォニー」の皆さん、そして、ご参加いただいたファンクラブの皆さん、本当にありがとうございました!

ボルシア・ドルトムント日本公式ファンクラブ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?