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転職は幸か不幸か④

病院に行こう

あるとき、親会社の研修があり、同期の子達とお昼を食べながら
おしゃべりしていた。朝8時過ぎに家を出るのに、帰り着くのが22時前になる。ご飯もちゃんと食べれないし、よく眠れないんだよね。
お風呂入ったら、湯船から立ち上がれなくってさ。ハハッ。て
軽い気持ちで愚痴を吐いていたら「豊後さん、それ病院行った方がいいですよ」
帰りのその足でメンタル病院に向かい「抑うつですね」と言われる。


3月末の仕事辞める宣言に始まり、退職するまで続いていたパワハラ。
家庭内でのモラハラ。

仕事を辞めてから、今まで両親にやってもらっていた子供らの学校の送迎や部活関係を全部引き上げ(仕事してないのに、してもらうわけにいかんって)

その後に引っ越し手続き、なぜか突然話が進みだした離婚話→離婚

引っ越し、就職活動&職業訓練しながら、長男の受験関係→長男の引っ越し&入学手続き関係諸々

再就職(単身赴任)→パワハラ


何か文字にしていたらちょっと動悸がしてきた。もう4年経つんだけどな。
そら、こんだけやってたら普通の人でも少し病むわ。

少し前に書いたが
夜中の呼吸困難もあったから、元々、身体が限界に近づいていたに違いなかったのに、無理をしてしまった。
結果、3ケ月の休養診断がついたんだけど、この後も休職に入るまであと数日。とんでもないパワハラを受けることになる。
が、今回も割愛。でも割愛ばっかすると嘘くさくなるから、これ全部終わってから
簡単にまとめることにする。

で、話を元に戻す。

実は、単身赴任していたのだ。


私は、その会社の経営理念とか姿勢とかは、気に入っていた。
だから、正社員でなくてもパートで別部署(別の小売販売)にしてもらえないか打診していた。が、却下された。
営業の会社だから私が前職で持っていた浅く広い人脈を期待していたんだろう。(さすがに前職の顧客を引っ張るのはコンプラ違反になるのでそれはサラサラやる気はなかったが、会社がでかかっただけに横のつながりがあったのを目をつけられたっぽい。)

もういいや。

病休明けとともに退職した。初めての正社員だったのに。

仕事は辞めても生活はある。まだ未成年の子供いるし。
当時、高校2年生だった次男を朝送り出し
その後は、兎に角一日中昏々と眠り続ける日々だった。
当時のFacebookやインスタグラム、Twitterを確認したが
たまに起きだしては人を誘って、ご飯食べに行ったり
ドライブに連れて行ってもらったり、山の上までドライブして
展望台でぼーっとしていた。
が、次の日に寝込んでるような。そんな日々。

離婚して諸々のストレスから解放されたのに
なんで私引きこもってんの。

今だから言えるけど
「これだけやれてるから、次でもやっていけると思っていた」
「職種は違えど、やることは似ていたからできると思っていた」
「新人だから、多少は大目に見てもらえると思っていた」

そして
「ちょっと無理してでも正社員になって、収入面で安定させたい」
で、
「ダメだったら次探せばいいや」

と深いようで深くなく考えていた。

よくよく考えればわかるんだけど、営業の会社がそんな甘いはずもなく
チームワークだの助け合いだの色々謳っていたけど
自分のポジションの方が大事なわけだから「そんなわけあるか」って話だった。わからないことを聞いても「忙しいから」「間違いがあったらいけないから」と絶対教えてくれず、サポートセンターみたいなところに電話をしろといわれていた。確かに言わんとすることは判るが、在庫確認のその在庫とやらが、どこに置いてるのはサポートセンターが教えてくれるんか?

で、また夏がやってきた

ので、前年の知人の紹介で
夏休みの間だけちょこっとバイトをしていた。
でも、メンタルも体も限界だった。

「体壊しに行ったようなもんじゃん。無理してから!」


前の仕事で知り合ったお姉さま(私のお客様だった)に怒られる。
でも、この人のおかげで、ちょっとリハビリ程度に仕事をすることになる。が、なにぶん身体も頭も動いてなかったから
本当にポンコツだった。仕事をおぼえてはいるんだが、
体が動かない。パワハラにあった会社のトラウマで電話もとれない。
(実は、今でも電話が苦手。最初の仕事であんなに電話普通に取っていたのに)
「あ、仕事できない人認定されてる」
こう思われるのが一番嫌だったのに。でも、もう不思議と
「まあ、いっか」ぐらいにしか思えなくなっていた。
薬のせいかもしれないけど。

ここまでが、一応一回目の転職の話。
この後、別のバイトを経て、2回目の転職が決まりかかったんだけど
諸事情で断ることになる。
早い話が「聞いていた話と違いすぎて、不調をぶり返した」
そして、次回新章?

2回目の転職~出戻る~

始まります。

2回目の転職~出戻る~転職は幸か不幸か⑤
へ続く。


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