あなたもしているギフトエコノミー

本を買うときや
外食をするとき
多くの人がレビューサイトを訪れるのではないだろうか。
そこで目当ての本、店名などを入力すると
「あなたに代わって体験したことをお知らせします」
と親切に教えてくれる投稿が出てくる。
これらの「体験記投稿」は個人的な感想なので
どちらかと言うと承認欲求を満たすツールだと思っていた。
けれど何かを判断するときの材料になり、
その人の決断を後押ししてくれるなら
それも情報のギフトと言えると気がついた。
体験記を人に伝わるようにまとめ、投稿するというのも
なかなか手間のかかることだ。
それによって報酬を得ている人も中にはいるが、
金銭的な報酬はない人もたくさんいる。
承認欲求のためにしている人もいるし
誰かの役に立ちたいと思っている人もいる。
詳しく伝えるのか、面白く伝えるのか。
文章には個性が滲む。
贈る側が無自覚であっても
受け取る側にとって感謝の対象であれば
それは「ギフト」だと思う。

ところで私は最近
マインドマップという方法で
情報を整理することに挑戦している。
(ブレイン・マッピングと言われることもあるようで
両者の違いはまだはっきりと認識できていない。)
訪れた場所のことや
読んだ本のこと、課題に感じていることなどを
マインドマップで書いてみると
脳が発火したような感覚になり
少し高揚感を伴う。
自分で作り出した視覚刺激(マップ)によって
連想がつながり記憶や知識が半ば無意識に手繰り寄せられる過程は
アドレナリン分泌を促すのかもしれない。

何人の人へのギフトになるかは定かでないが
私が読んだ本のマインドマップをご紹介する。
誰かの役に立つなら幸いだ。
山崎洋美 著
「ママでいるのがつらくなったら読むマンガ」
平成22年7月31日 第1版発行

マインドマップでは色や絵を使うことによって
右脳も活発化させて
普段の理論的(左脳)思考との相乗効果を図る。
色や絵を加えるのは訓練中につき
無骨なマインドマップをご了承いただきたい。


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