見出し画像

Googleフォームで作るパズルコンテスト(1)

パズルの早解きコンテストが流行ってますね。

少し前まではNikoli.comなどの企業サイトやLMIなどの海外パズルサイトでの開催が主流でしたが、昨年Googleフォームを使う方式が発明されてからは、個人でも気軽にパズルコンテストが開催できるようになりました。

自分も先日パズルコンテストを開催してみたのですが、一から作るのは意外とめんどうだったので、もっと簡単にできるように、テンプレート化して公開することにしました。

パズルコンテストは、パズルさえ用意できれば誰でも開催できます。ぜひこのテンプレートを使って、コンテストを開催してください。

最短でコンテストを作成する①事前準備
最短でコンテストを作成する②フォームのコピー
最短でコンテストを作成する③問題ページの作成
最短でコンテストを作成する④チェックを依頼する
最短でコンテストを作成する⑤コンテストを開催する

最短でコンテストを作成する①事前準備

今回は、正解時刻順に発表する形式のコンテストを作ります。Y.Y.氏のへやわけ早解き大会のような形式です。このタイプでは参加者は開始時刻を選べませんが、すぐに結果発表ができることと、不正がしにくいことが長所です。

何はともあれパズルが必要ですが、他にも以下のものを用意します。

・例題画像
・問題画像
・ぱずぷれのURL(必須)
・アンサーキー形式(必須)
・正解のアンサーキー(必須)

アンサーキーで列やマスの指定がある場合は、問題画像に指定用の記号を入れておきます。複数問出題する場合は、入力欄の間違いを防ぐためにも問題画像があった方が親切です。

最短でコンテストを作成する②フォームのコピー

最初にGoogleアカウントを用意してください。Googleアカウントでログインしたら、問題ページのテンプレートをコピーします。

右上の・・・からコピーを作成を押して……

適当な名前をつけて保存します。これで自分のアカウントにテンプレートがコピーされました。

なお、上のテンプレートは共有設定の都合により、誰でも書き換えができるようになっています。バックアップはありますが、変更は自動で保存されてしまいますので、コピーの時にうっかり書き換えないようにしてください。

最短でコンテストを作成する③問題ページの作成

Googleフォームのページへ移動します。今コピーしたフォームがあるので、これを開きます。問題から回答まで、すべてこのページでできます。

①コンテスト名
②説明を書きます。
③例題画像です。変更や削除するにはクリックします。
④他の画像を追加するときに使います。
⑤画面の色変更

不要な項目はクリックしてごみ箱のアイコンで削除できます。足す場合は、+のアイコンです。

⑥ぱずぷれのURLを入力します
⑦問題画像を変更できます。
⑧質問のコピー。問題追加に。
⑨自動採点用の正解を入力します。

⑨をクリックすると正解入力ページになります。人力で採点してもいいのですが、ここで入力しておけば自動的に点数を集計してくれるので楽です。

以上を全問題分入力すれば完成です。送信の横にある目のアイコンを押すとプレビューができます。試しに回答入力もしてみましょう。

最短でコンテストを作成する④チェックを依頼する

フォームができたら、最低 1人はチェックを依頼しましょう。

右上の送信ボタンを押して、公開用のリンクを取得します。あとでコンテストに開催するときも、このリンクを使います。

パズルが間違っていないかのチェックも兼ねて、テスターには必ず解いてもらいましょう。出題ミスや作図ミスはベテランでもよくやります。

上の方の回答タブを押して、テスト結果を確認します。個別の回答も見られますが、集計には緑のボタンからスプレッドシートが便利です。

タイムスタンプの列が送信時刻です。結果発表の時も、このページを見ながら集計します。

最短でコンテストを作成する⑤コンテストを開催する

全部できたら、開催日を決めてコンテストを告知します。

白岡市民氏パズルイベントカレンダーを作成しているので、捕捉されれば載せてもらえます(たぶん)。先着形式は他のイベントと時間が重なると参加しにくくなるので、カレンダーはしっかりチェックしましょう。

時刻になったら、リンクを公開してコンテスト開始です。ちなみに回答タブから……

回答を受付中のスライダーを操作すると、OFFの時はフォームが表示されなくなります(画像ではON)。これを利用すると、事前にリンクを公開して、開始時刻にONに切り替えるという方法も可能です。


今回はここまでです。次回は、参加者が開始時間を選べるタイプのパズルコンテストを作ります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?