【不思議なことには裏（真実）がある】ドルは何故高いのか（No.1/ 2024年5月9日）
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ドルは何故高いのか（No.1/ 2024年5月9日）
何事も、不思議なことには裏（真実）がある、、と言う題で「増田俊男の無料インターネットセミナー」の配信をしていますが、動画をタイムリーに見れない方、また文書で残しておきたいと希望される方が多いことが分かったので、これからはテキスト（メール）を中心に発信したいと思います。
本日の初回は、「ドルは何故高いのか」です。
先ず知っておかなくてはならないことは、「ドルが高いのは為替市場で高い」と言うことです。
通貨の真価（市場の名目価値ではない）は通貨の購買力です。
1ドル155円なら、1ドルで何が買え、155円で何が買えるかでドルと円の真価が決まります。為替相場における通貨の価値は比較価値（名目価値）であって真価ではありません。
通貨の真価は「購買力正価」（バーセルの国際決済銀行が発表する）によって決まります。輸出入価格が、為替相場がベースになっているように、世界経済は通貨の名目価値がベースになっています。
何故真価でなく名目価値なのでしょうか。
購買力正価、すなわち通貨の購買力は毎日変動するものではありません。
いわば準固定価格です。
「固定相場にスペキュレーション（投機）なし」。
そして「スペキュレーション無くして投機なし」。
さらに「投機無くして市場なし」。
「市場無くして経済・政治なし」です。
本当のこと（価値）を隠しておかないと、市場も、経済も、ひいては政治も成り立たなくなっているのです。
総ては「嘘から出た実」なのです。
一度嘘をつくと何度も嘘を言い続けなくてはならなくなる。
アダムとイブが真実の天国から嘘の地上に降りてきたところから人間の歴史が始まり今日に至っているのです。
歴史は時々嘘の力を鼓舞する為、嘘を暴露します。
つまり嘘が真実を利用することがあると言うことです。
やがて金（ゴールド）と言う真実を利用してドルの嘘を暴露することがあるでしょう。
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