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田んぼのホウネンエビ

生糸さんからいただいた、カブトエビのコメントに、ホウネンエビのことがありましたので、見つけに行きました。

近くの田んぼに行くと、カブトエビに混ざってたくさん泳いでいました。

小さな網ですくって、クリームチーズの空き容器に入れてみました。

大きさは2.5センチ。小ぶりのメダカくらいです。
とっても鮮やかな緑色をしていて、とてもきれいでした。
(地方によっては、メロンスイスイなどというの呼び名もあるんですね)   

赤いシッポと、ちっちゃな目が可愛いくて、ずっと見てました。

写真を撮っていたら、下校途中の小学校3年生くらいの男の子2人が、近くでカブトエビを、採り出したので、網を貸してあげると、使ってくれました。
そのうち、おっちゃん大きなカブトエビを採ったでと、見せに来てくれました。

今まで見た中で、一番大きかった

彼らはホウネンエビを見て、これは、カブトエビの赤ちゃんやと言ってました。

ホウネンエビも、カブトエビと同じで、一年のほとんどを卵で過ごしていて、卵が水につかると目を覚まし、大慌てで大人になるようです。

オーストラリアの世界一大きな岩エアーズロック(ウルル)の、頂上のくぼみにも、このホウネンエビの仲間がいるそうです。

他の田んぼにも行ってみましたが、見ていて気づいたことがあります。

カブトエビや、ホウネンエビがいる田んぼは、水が、濁っています。
反対に、彼らがいない田んぼは、不気味なくらい水が澄んでいて、遠くからでも分かります。

濁った田んぼの中には、小さいいのちが、あふれていました。