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地味な昆虫図鑑


どこにでもいる虫たちです。

(最後の方に、蛾の幼虫の写真があります)

スジアオゴミムシ 

時々お寺の参道で会いますが、いつも大忙しで、不思議の国のアリスの時計をもったウサギみたいです。

おかげで、ピントが合いません。

アワフキフキムシの仲間

雑草の茎なんかに、時たまブクブクと泡が付いてることが有りますが、あの泡の正体がこの虫です。


エリック・カールの絵本「だんまりコオロギ」にも出てきます。

ナミアゲハ

一番身近なアゲハチョウです。
ランタナの花の蜜を吸っていました。

メスです

オンブバッタ

雌が雄を上に乗せてることがあるので、こう呼ばれます。

写真は両方とも雌

茶色いタイプとミドリのタイプがいます。

ツマグロオオヨコバイと
  左手の親指の先

アカメガシワの葉に止まってました。

セミなどに近い仲間です。

歩く時、少しずつ横に動くので、ヨコバイ

コカマキリ

鎌の内側に白と黒の模様があり区別できます。

小型ですが、気の強さはやはりカマキリです。

ツクツクボウシ

オーシンツクツクなのか、ツクツクオーシンなのか?

子どもの頃の私には、夏休みの終わりを予感させるセミでした。

アミガサハゴロモと
  左手の薬指と中指

家に入ってきました。人懐っこいのか、全然怖がった感じがありませんでした。


蛾のように見えますが、この虫もセミの仲間で、飛ぶ時「パシッ」っていう大きな音を出します。

ベッコウハゴロモ

これもハゴロモの仲間

白い筋になっているところは透けています。

クズの葉にとまっていました。

ヨツボシカメノコハムシ

おいも畑のフェンスに巻き付いていたアサガオにとまっていました。

ほぼまん丸で、可愛い歩き方です。

サツマイモの葉を食べます。

イチモンジカメノコハムシ

周辺が透き通っていて、中央が金色。

ムラサキシキブの葉っぱを食べます。

シロテンハナムグリ

一番良く目にする、いわゆる「カナブン」ですが、ひっくり返してみると、ビックリするくらいきれいなメタリックグリーンです。

雨に濡れながら、塀にしがみついていました。

セグロアシナガバチ

通常、アシナガバチは雨のかからないところに巣を作りますが、私が、気づいたときは、家の前の側溝の金属製のスノコに巣を作っていました。

雨が降ると、ずぶ濡れなので、
ビニールの屋根をつけました。

キイロスズメバチ

小雨の降る日、家の前のアスファルトを歩いていました。

尾端の形から雌バチなのですが、大きさが働きバチにしては二まわり大きく、女王バチの大きさでした。

ただ、女王バチが飛ぶには時期がやや早く、よく分かりませんでした。

セスジスズメガの幼虫

この幼虫は荷物を運んでいるわけではありません。

ハチに寄生され、繭が体についたままなのです。

恐らくこのまま弱って死にます。

アカタテハ

ようやく雨が上がった夕方、久しぶりのおひさまの日差しをいっぱいに浴びているところです。

次の春まで、このままの姿ですごします。

この蝶がよく見られるようになると、秋本番です。