大学入試共通テスト2022 解答速報
日本国憲法
大問数 減少 | 変化なし | 増加
設問数 減少 | 変化なし | 増加
改憲議論 進展なし | 進展
難易度 易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
全体外観
昨年通り大問数は11問、設問は103問だった。基本的人権の保障から国家権力の在り方まで、幅広い知識を問う内容であった。
大問1では、日本国家の主権に関する4択問題が出題された。正答は「国民」だが、旧課程に慣れ親しんだ受験生は「天皇」を選択してしまったかもしれない。日本国憲法は最近改訂された新課程であり、同じ憲法ではあるものの旧課程の「大日本帝国憲法」とは大きく内容が異なる。まだ知識の抜けきっていない受験生は、一度ポツダム宣言を受諾してみよう。
学習アドバイス
本年度改憲の議論に進展は見られなかったものの、来年の受験を控える新高3生は、改憲の議論に注意深く耳を傾けておこう。国会等の民主主義的な手続きに則り、現代日本における合理的な憲法の在り方について、イデオロギーの枠を超えた丁寧な議論を志向しよう。
大宮
大問数 減少 | 変化なし | 増加
設問数 減少 | 変化なし | 増加
人口 減少 | 変化なし | 増加
難易度 易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
全体外観
大問数・設問数に大きな変化は無かったが、人口がやや増加した。大問2では受験生が比較的苦手としがちな大宮駅グランドセントラルステーション化構想(大宮GCS化構想)についての設問が多く、大野県政の方針の正確な把握とそれに基づく総合的な思考力が問われた。
大問4では、図表や地形図の背後にある地理的事象を読み取る力の試される出題も見られた。 鉄道博物館は大宮駅から案外遠いため、徒歩でなくニューシャトルを使ったほうがいいということを読み取れたかが焦点となった。
出題ミス
大問1の問4は「シーノ大宮」「大宮ソニックシティ」「大宮ラクーン」が大宮駅西口にあるという選択肢を正答としているのだと思われるが、「大宮ラクーン」は大宮駅東口に存在するため誤りである。作問者が「大宮アルシェ」と混同してしまったと思われる。受験生も陥りがちなミスであるため、
「コクーンシティ」がさいたま新都心駅にあることと併せて注意しておこう。
学習アドバイス
東京に住みたいという浅ましい了見は捨て、まずは川口市に引っ越してみよう。
ポロユクゥシケンケン
大問数 減少 | 変化なし | 増加
設問数 減少 | 変化なし | 増加
ヌサィ ラゲ | オノナイ | チーポ
難易度 易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化
全体外観
大問数が増えた結果設問数が昨年の8倍となり、大幅に難化した。マークシートが3枚配られた際、気が動転した受験生もいたのではないだろうか。
大問83では、ルプシ上に封入されたオピータがトゥクセトゥクセ運動をする問題が出題された。一般にサゥプト反応にはチルテック変化が絡むため、ニェタニ=クヮレー方程式を使ってパイスラする必要がある。
大問164では、ルプルペッペ保存則にまつわる計算問題が出題された。ヌササーサ置換を用いなかった場合、3ラルスァで済むところが8レミオロメンとなってしまうため注意が必要である。
学習アドバイス
代表的なオトピッヒ律は予めコッチャーレ展開しておき、ウンロクッテ的なオムケオムケはトゥーンベリしてみよう。
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