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切った張った

台風一過の日の夕方。
さっきまでゴロゴロしていたところに、子どもを連れてプールに行っていた夫から連絡。
プールに一緒に行った友達父さんと娘さんsを連れて帰るからごはん頼むとのこと。

がばりと起き上がる。時計を見る。
18:30。
さて、どうするか。
大人の男の人が食べに来るとなると、それなりに対策をせねばならぬ。

とりあえず肉だ。

冷蔵庫から、ナンプラーとすだち果汁につけておいた鳥スペアリブを出して、蒸篭へ。
味付けを追加して変化を出す。

一段は、スパイスを振って、二段目は、お昼のお蕎麦の残りの蕎麦つゆをかけて約20分ほど蒸す。

蒸しあがり。

上・スパイス肉
下・めんつゆ肉
肉に下味が付いていれば、後は少し味を足すだけでちょっと違った感じが楽しめる。
あと蒸篭が2段あるところもミソ。

しかし、「めんつゆ肉」ってダイレクトすぎる名前…。
でも、わかりやすいの大事。
お客様に、何を食べているかわかりやすく説明するの大事なのよ。

次の料理。
肉を蒸している横で、フライパンでみじん切りした玉ねぎを炒める。
玉ねぎが透き通ったら、小麦粉投入。

小麦粉の粉っぽさが無くなったら、牛乳、コンソメキューブ、マカロニ。牛乳はつめたいままで大丈夫。

冷凍エビ、冷凍あさり、冷凍しめじをインして、さらにクツクツするまで煮る。

最初はとろみがつかなくて焦るけど、徐々にトロトロぐつぐつしてくるから大丈夫。

こんな感じね。

琺瑯バットに流し入れ、ピザ用チーズ、粉チーズをオン。210度のオーブン20分。

シーフードグラタン出来上がり。
実は時間がなくて、ピザ用チーズか溶けたところでオーブンから出して、バーナーで表面を焦がした。
中身は充分火が通っているので、これでいいのだ。

ベシャメルソースは玉ねぎと粉を一緒に炒めればダマにならないので、怖がらないで作ってみて欲しい。

普段は食が細い(らしい)小学生女子に受けが良かったから嬉しい。

さあ、野菜だってしっかり食べたい。
茄子を乱切りにして油で炒める。そこにピーマン追加。
味付けはみりん、すりごま、そしてナンプラー。
炒め物は苦手なんだけど、このくらいシンプルならむしろ楽しい。

茄子とピーマンの胡麻炒め。

砂糖と味噌で作るよりも、少しあっさり目。
パクパク食べられる。

作り終えて、ちょうど1時間。
そして、ほぼ洗い物は終わっている。
これも私のいいところ。

さあ、今日もやり過ごした。

お友達父さんとその娘さんたち、昨日からずっといる末の友達、うちの家族、みんなお腹いっぱいにして、満足である。

こういう、「切った貼った」的な料理が実はとても好きだ。
生きてるなあって感じる。

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