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茹で漬け豚(やり過ごしごはん本より)

「やり過ごしごはん」本を発売中であります。
ありがたいことに、そこそこ反響があって、とても嬉しい。

そんな中、多分、学生さんだろうか
「気軽に課金できる身分でない者からしたら、1ページくらい試し読みできたらうれしいなあ。」
という声をTwitterで頂いた。

なるほど。確かに、レシピ部分をみてみたいという気持ち、わかる。
レシピ本をいくつも買っていたら、お財布がもたないもんね。
というわけで、今発売中の本の中から一つ、料理をのせてみることにします。

なにがいいかなあと考えたんだけど、
「一人暮らし対応かどうかも私には重要なポイント。」
とも書いてある。
なので、この本の中で一番簡単で、一人暮らしの人にもいいよと思うレシピ、「茹で漬け豚」について書いてみようと思います。

茹で漬け豚​

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材料(3人分)
(豚こま肉:300g お好きなドレッシングやポン酢等:適量 いりごま:適量)

1. フライパンに湯を沸かし、豚こま肉を入れる。入れる際には一枚一枚ほぐさなくてもよい。
2. 湯に肉を入れたら、箸で良くほぐす。火は弱火で。
3. 肉に完全に火が通ったら、保存容器に肉を入れ、ドレッシング等をかけ、ざっと混ぜて、いりごまを振る。

【メモ】
●豚こま肉の茹で方がポイントです。湯に入れる前ではなく、湯に入れてから念入りにほぐすこと。
●ドレッシングは味の違うものを2つ合わせると、深みが出るように思えます(青じそドレッシング×ポン酢、イタリアンドレッシング×玉ねぎドレッシング、レモン風味のドレッシング×白だしetc.)

・・・・こんな感じ。
なんでこれを紹介するのかというと、ナンプラーとか白だしとか、わざわざ買いにいかないと無さそうなものは使っていないということ。

ポン酢はもしかしたらないかもしれないけど、ドレッシングって一人暮らしの冷蔵庫にありそうじゃん。
いりごまなんて無いもんと言われるのも想定済みで、別に無くたってかまわない。私も気が向いたからたまたま振りかけたまでの話。

Twitterにも何度も書いた話だけど、このゆで豚は、お弁当に向いている。
既に茹でてあるので、冷めたときに肉の脂が固まらないからなのだ。
冷めても美味しい。というかそもそも冷めている。

ということは、分量通りの3人分作って、

①まずは夜ご飯に、レトルトカレーにのせて食べて、
②次の日のお弁当に、冷凍ブロッコリーと一緒に入れて、
③さらに夕飯のラーメンの上に乗せて食べる

みたいなことをしたらいいのです。
ただの茹でた肉なんだから、どうとでもなるのも、この料理のいいところ。
(野菜のおかずも足してね)

どうかしら。
もし面白いなと思ったら買ってみてね。
実は、レシピ以外の部分もとっても評判がいいのよ。
読んだら元気になるらしいって。


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