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ロックンロールと料理は相性がいい

一番最初に曲を聴いた感想。
「随分ポップでキャッチ―な曲だわね」。

LIVE映像を初めて見たときの感想。
「なんて落ち着きのないベースと落ち着き払ったギター・・・。あれ?ボーカルどこ?」「ギターの人タフだなー」
「えっ?スリーピースバンドなの?」

通勤時に聴き始めて
「歌詞が随分変わってる・・・。好きだけど。」
「えっ、あのベースの人が歌詞も曲もほぼ作ってるの?」

その後。
「・・・!!!ヤバい!ヤバい!ヤバい!!!」

皆さん、今お母さんはロックバンドに夢中です。

「UNISON SQUARE GARDEN」というバンドにはまっている。

最初はサブスクで全てのアルバムが聴けたので、聴く曲の幅が広がったくらいだった。ところが気が付ければ、手に入る範囲のCD、DVDを入手しまくっている。
今のCDって、初回限定特典でライブのCDやDVDが付いてくるのね。
ユニゾンはライブがすごくいいバンドなのだ。

先日、ファンクラブにも入会した。
この年でロックバンドのファンクラブに入るとは思わなかったよね。
ファンクラブは特典がいっぱいついているので、結果とてもお得であった。

ユニゾンの魅力を語りだすと、ものすごく長くなるので割愛するが、とにかくすべてが今の私の好みにぴったりとはまった。
特に、ベースでソングライターの田淵(あえて敬称を略する)の諸々に、共感と尊敬を覚える。
「今できる限りのことをやって、楽しく生きてやろう」という気概が彼の作る歌詞から曲からにじみでている。パフォーマンスを見ればそれはすぐにわかる。
うん、田淵、私もできる限りそうやって生きてる。

もっと早くに知りたかったなとも思うけど(特に去年は15周年記念で色んなイベントがあった)、全てにはタイミングがあるのだから、今が出会うべき時だったんだろうなと思うことにしている。

子どもが小さかった頃は、五感をフルに使って育児をしていたので、耳はちょっと離れたリビングの情報や子ども達のSOSをキャッチするためにツールだった。
まだ子育ては終わっていないが、末っ子が目を離したら死ぬという年齢ではなくなった今、アンテナとしての役割を終え若干終えて、耳が音楽を楽しみだした。
台所に立っている時も、目や手は手元の鍋や肉をとらえてはいるが、耳は自由。

私専用の持ち運びできるスピーカーを買い、仕事から帰宅したら音楽をかける。
野菜を切るときも、揚げものをするときも、洗い物をするときも、ロックンロールがかかっている我が台所である。

基本「やり過ごし」で良かったなと思うのはこういう時だ。
踊りながらでも作れるレシピで本当に良かった。

今日は日曜日なので、大量の買い物の後、台所に入った。
iPhoneに落としておいた2回分のLIVEを聴きながら、お昼ご飯を作り、買ってきたものを相応しい形にして冷蔵庫へ納める。晩ご飯を作る。

まずは買ってきたものの下処理だ。

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魚三種類。
鱈、メカジキ、鮭は塩をして、ペーパータオルを敷いたバットに入れる。上からもペーパータオルをかけてラップして冷蔵庫へ。

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肉。
豚塊肉(バラ・ロース)、豚バラスライス、豚小間肉、牛バラスライス、鶏むね肉。
豚肉は塩かナンプラーで味をつけ、ローズマリーの枝と一緒に

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ぶたやまミンチもつくって小分けにして冷凍しておく。
寒くなってくると、ミンチの脂が固まるのでぶたやまライス自体はあまりしなくなるが、これを作っておくと、カレーやミートソースがすぐできるので便利。

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野菜。
ブロッコリーはお弁当用。

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晩ごはんはモツの煮込み。うちのは煮込みというよりも豚汁に近いさらりとしたもの。

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ユニゾンを聴きながらだと野菜の皮むき作業がはかどるので、里芋の煮物も追加で作った。

さて、夕方。
晩ごはんができたよ。
玉ねぎソース含めて、昼間に踊りながらほぼ作っておいたから、楽ちん。
昼間の私、お疲れ!

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・メカジキのソテー、玉ねぎソース
・もつ煮込み
・里芋の煮物

食べること、食事をつくることは大事なことだけど、真面目に向き合いすぎるとしんどくなるのは皆さんご承知の通り。
でも、気楽に、楽しくするっていったって、とてもそんな気持ちにになれないよ!どうすればいいの?というのも十分承知だ。

そんな時に音楽はよい。
少なくとも私にとっては、今ロックンロールが、料理をする際の大きなモチベーションになっている。
ロックがかかると自然と料理をし始める。パブロフのぶたやま。

「涙キラキラ西の空に光る モノクロでは説明できない完全無欠のロックンロールを」(ユニゾン スクエア ガーデン『フルカラープログラム』)

こんなん聴いたら、どんなに疲れていても、包丁持って立ち上がっちゃうにきまってる。


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