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静岡でラグビーを観た翌日

さて翌日。試合当日の帰宅が困難なので泊まっただけで、全くのノープラン。せっかく静岡県に来たのだからさわやかでげんこつハンバーグを食べて、どこか観光して帰ろうかなとかぼんやり考えていたところ。

試合が弛緩したころにTLに流れてきたこのツイート。10月4日時点でJFLの首位と2位の対決。なんでこんな面白そうなカードのチェックが漏れていたのだろうと思ったら、悪天候で開催が延期されいた試合だった。(とはいえ8月には決まっていたのでやっぱりチェック不足です)

掛川から天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線に乗ってローカル線を満喫しつつ、都田へ向かう。車窓からもさわやかが見える。(掛川本店でした)ああさようならさわやか。いつになったらさわやかデビューできるのか。

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途中延々と続く駅舎やら鉄道施設などの文化財のラッシュを眺めつつ1時間と少し揺られて都田駅に到着。

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駅にカフェが併設されているとは聞いていたけど、駅全体がMarimekkoだらけでとてもカラフル。お茶でもしたいところだけれど、ここからはバスに乗って本田技研工業 Honda都田サッカー場へ向かう。

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クラブ所有のサッカー専用スタジアム。ピッチが近い。芝がきれい。本田技研工業フットボールクラブ(Honda FC)の本拠地だ。
(wikipediaによると、同じくクラブ所有のサッカー専用スタジアムを使っている柏レイソルの本拠地、日立柏サッカー場の照明設備を譲り受けて設置しているらしい。どちらもコンパクトで迫力のある良いスタジアムです。)

JFLの門番と称され、長らくアマチュア最強の座に君臨してきたHonda FCは時にプロさえも凌駕する。彼らは所属できる最高峰のリーグでずっと強さを維持しているとんでもないチームなのだ。(企業クラブはJリーグに加盟できないので、Honda FCにとって現時点の最高峰リーグがJFLになります。)敗北したJクラブは枚挙に暇がなく、一番直近ではこの試合の直前の9月25日、天皇杯 第99回全日本サッカー 選手権大会 第4回戦で浦和レッズを撃破した。それも浦和のホームで。

ちなみに天皇杯は優勝すると翌年のAFCチャンピオンズリーグ出場枠が獲得できることになってるので今後の勝ち上がりが楽しみだ。(本当に優勝したら行かせてもらえるのか細かいレギュレーションがわからないが、ぜひ行ってほしい)

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そんなわけで「Honda Jetで行こうACL」の横断幕。飛行機自前かよ。

対するFC今治は、Jリーグ加盟を目指しているクラブ。以前はチームエンブレムにバリィさんというほのぼのクラブだったけれど、2014年末に日本代表元監督の岡田武史さんがオーナーになってからは地域リーグ、JFLとステージを上げていて今期は昇格が手の届くところまできた。有名な指導者や、元日本代表選手、代表キャップはないけれども顔も名前もわかるクラスの元Jリーガーがたくさんいる。

FC今治は多方面にすごいので、試合のハイライト動画も自前のYouTubeチャンネルにアップしてくれている。(そしてこのサムネイルからは信じられないかもしれないが、Honda FC が3-1で勝利した。)

まさか昨日のラグビーに続きレッドカードを見ることになるとは。しかも2枚。双方1名ずつ退場する試合となったけれど、全体的には試合展開が早く観ていてとにかく面白かった。

Hondaはときどき都市対抗野球のHondaの試合で聞いたことがあるチャントが聞こえてきた。全開Hondaというらしい。(今年縁あって都市対抗野球を見に週3くらいで東京ドームに行っていました。はじめて行きましたがあれは楽しいものです。)

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Honda FCのマスコット、パッサーロ。わりと珍しい(というかほかにあんまり思いつかない)しゃべるタイプのマスコット。しゃべるというか、場内アナウンスのセリフに合わせてマスコットが動いている状態で、アクティブで楽しい。アテンドもなしにスタンドの下を一人で歩いていたりしてた。

帰りも都田駅経由で。滑り込みでカフェを利用させてもらった。このオーガニックジンジャーエール美味しかったです。

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帰りもローカル鉄道満喫するかと思ったら、西鹿島から乗り換えた遠州鉄道はわりと普通の住宅地を走っていた。まあそりゃ浜松結構都会だし、周辺も住宅地で当然だ。

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西鹿島駅でこんなレトロな旅行会社の看板があったり改札鋏が健在だったもんでちょっと期待してしまった。

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浜松ではラグビーワールドカップのファンゾーンが大盛況だった。こちらも日本代表戦は家で見たいので、鰻食べて帰ります。

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