見出し画像

小籠包を食べるだけでは飽き足らない旅【料理教室編】

2日目は小籠包づくりに挑戦。

國父紀念館の近くにあるCookInn Taiwan 旅人料理教室にお世話になります。レッスンは英語で行われますが日本語の通訳の先生もついてくれると、台北ナビの記事に書いてあったので予約。台北ナビの記事はとても詳しく、レッスンを受けたあと見返したらほぼほぼ記事通りでした。頼りになる。
CookInn Taiwan 旅人料理教室 | 台北ナビ

申し込んだのは台湾の粉モノ体験クラス。小籠包と牛肉麺とタピオカミルクティーと季節の野菜料理を作って食べます。台湾名物はもちろん地元っぽい副菜に興味津々。

教室に行く

・CookInn Taiwanのサイトから予約すると、【CookInn Taiwan】料理体験ご予約確認書という件名のメールが届きます。MRT國父紀念館站からの詳しい行き方が写真つきで案内されています。親切すぎて予約の時点で感動。

画像1

・にもかかわらず、違う道から向かって教室の前を素通りしてしまうなど。この写真は教室に向かう途中で、感じのいい路地の写真を撮ったつもり。よく見ると真ん中のやや左よりに教室の看板が出ているけど、気づかずに通り過ぎてしまった。右の真ん中に見えるのはとんかつ新宿さぼてんの看板です。

画像2

・教室は明るくて清潔。スタッフさんもフレンドリーでレッスンへの期待が高まります。

市場に行く

・全員集合したらまずは市場へ。漁師網バッグを持って教室から中山公園と國父紀念館の前を通って光復市場と向かいます。
・我々2人以外の生徒は全員英語でレッスンを受けるようで、2人で日本語担当のVivian先生を独占することに。英語の皆さんはアメリカやスペインの方だったようです。
・中山公園には太極拳をする人がいたり、タイワンリス(でかい)がいたり。
・中山公園から台北101を望むスポットや國父紀念館の前など、観光ぽいスポットでは集合写真を撮ってもらえます。

画像3

・光復市場はローカル色強め(に感じた)のコンパクトな市場。入りづらいかもしれないけれど、お店の方もクッキングスクールの見学に慣れているみたいでフレンドリー。
・教室で使っている漁師網バッグと同じバッグをもったおば様が集合写真に合流してきたり。
・記事のなかにある朝ごはん屋さんで座ってスナックタイム、は無かったけれど、店頭で試食タイムがあった。仙草ゼリーのドリンクとか、おこしとか。
・おこしの袋をもった先生がほかの生徒たちに「これなんだと思う?」って明るく聞いてる端で、日本語担当の先生から「日本人は知ってますね」と言われたり。Wikipediaによると、おこしは平安時代に遣唐使によって持ち込まれた唐菓子のひとつである「粔籹(きょじゅ)」が原型だそうで、そら似たもんありますわという話。味もほぼ同じ。
・仙草ゼリーのドリンクは独特の風味と清涼感がある飲み物。暑い時期に飲むそうです。次の流行を狙っているとかなんとか。写真映えするかわいさとは違うベクトルだけど、毎年猛暑が続くならそういう流行もあるかもしれない。
・ひえぴたさんはアメリカ人の生徒さんとも話してた。さすがだ。

料理を作る

画像4

・計量などはスクールのアシスタントさんがしてくれるので、テレビの料理番組みたいな状態から作業させてもらえる。
・メインは小籠包づくり。皮も餡も全部作らせてもらえる。上の写真は皮の材料。
・小籠包の特徴のスープの秘密は、チキンストックの煮凝りみたいなのを細かく切って入れること。蒸すと溶けて美味しいスープになる。あと、餡の香味野菜の香りはショウガとネギの香りをつけた水を使うためだった。こんな調理工程ご家庭でやったことないよ。

画像10

・小籠包を包むのは本当に難しい。鼎泰豊の店頭で若い職人さんがひょいひょい作っていたのは訓練の賜物だった。
・牛肉麺はほとんどの工程を先生とアシスタントさんが作ってくれた。説明を聞いたり、野菜を炒めるポーズで写真撮ったり、スパイスの香りをかいだり。
・青パパイヤの浅漬けはパッションフルーツと調味料を和えて馴染ませる食べ物。顔見知り程度の食材のコラボレーション。切ってタッパーに入れてシェイクするだけの簡単工程。

食べる

画像5

・小籠包を大同電鍋で蒸している間に、ほかのメニューを食べ始めます。
・青パパイヤの浅漬けは、パリパリした食感とパッションフルーツの味わいが合ってすごく美味しい。パパイヤをもっと薄く切れるか、半日くらい馴染ませていれば更に美味しかったであろう。
・切り方ががちゃがちゃしているのは、パパイヤが切りづらくて途中で薄切りを諦めたからです。
・調理工程は簡単だけど、日本で再現するには食材の入手や価格が難しそう。
・牛肉麺は牛肉がめっちゃ柔らかくて美味しい。スープはこれまで食べたことのないようなスパイスが効いていて、辛くて食欲が増す味。

画像6

・作った小籠包。上が蒸す前、下が蒸しあがり後。普段見る小籠包に比べてずいぶん平べったくなっている。そして1つ決壊している!肉汁がががが…

画像7

・いざ実食。蒸したてほかほかをいただきます。自分の作った小籠包ぽいものから小籠包ぽい味がするという感動。肉汁からネギとショウガの香りもする。
・しかし少し時間が経つとお店のものと比べて差が如実に。所詮素人仕事の小籠包ぽいものであった。特に自分で作った皮があかん。食感がお店のと全然違う。粉は鼎泰豊でも使っている良いものを使わせてもらっているので、作る人の腕の問題です。
・まあ、先生曰く普段台湾の人が日常家で作って食べる料理ではないらしいし、体験が楽しかったのでよしということにしたい。

画像8

・市場で買ったフルーツを出してもらったのがべらぼうに美味しくて、さすが南国と唸った。パイナップルめっちゃ甘いし、全然口の中痛くない。

画像9

・食後にタピオカミルクティーを作って飲みます。黒糖で煮たタピオカをグラス全体に滑らせてシロップで虎柄を作るのが流行っているそうです。言われてみればタピオカミルクティーって縞々しているような。
・あんまり飲んだことなかったけどタピオカって旨いんやな。(今更)

感想など

・4時間近いクラスでしたが、ずっと楽しかった!また行きたいし、台湾へ観光に行く人にはぜひ時間を作って行ってみてほしいとお勧めしたい。名物を自分で作るの楽しい。
・英語が話せたらほかの生徒さんとも話せたのか…と語学ができなくてがっかりする体験もできた。
・そしてレッスン終了から3時間ほどで、教室からメールが。お礼のメールと、作った料理のレシピと、自分たちが写っている写真を集めたGoogleドライブのURL。仕事早い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?