見出し画像

小籠包を食べるだけでは飽き足らない旅【食べ放題編】

お友達のひえぴた子さん(@gi_zi_e)と、ときどき一緒に旅行してもらっている。離れた場所に住んでいるので現地集合現地解散。

今回は2回目の台湾へ。日程を決めてやりたいことを並べてみたら、初日小籠包食べ放題、2日目小籠包作りを教えてくれるクッキングスクールとなんだか小籠包尽くしになってしまった。小籠包美味しいからな。仕方ない。

お店

まずは初日。向かうお店は點水樓(ディエンシュイロウ) SOGO復興店。MRT忠孝復興駅に直結している遠東そごう台北復興館の11階にあるお店です。

画像1

ガイドブックでは主にインスタ映えして色々な味が楽しめるカラフル小籠包のお店として紹介されていますが、SOGO復興店ではオーダービュッフェをやっているのです。日本語ができるスタッフもいるので電話予約しようと書いているガイドブックもありますが、どうにもこうにも言葉が不安な人はネット予約もできるのでそちらのほうが安心かも。私は日本語で予約電話するのも冷や汗かく鶏肉なのでネットに頼ったよ!

予約の際に参考にさせてもらったサイトはこちら。
點水樓SOGO復興店 食べ放題の予約は自分でできる?簡単な方法は? | andTaiwan アンド台湾

画像2

事前に調べた情報だと、食べ放題のメニューはA、B、Cの3種類あるという話だったのだけれど、当日渡されたメニューはAとBの2種類のみ。Cが一番メニューが少なくリーズナブルだったらしいのだけど無いものは仕方ない。AとBを比べて逡巡の末、Bを注文して食べ放題スタートです。

さあ食べるぞ

画像3

まずは前菜から。メニューの「四種類の盆菜」のことです。手前からパンチの効いたきゅうり、謎のそばのような麺、ぷるぷるしたゼラチン状のもの、南瓜と棗の煮物のようなもの。いきなり異国の食文化との遭遇。

画像4

第一陣が到着。お茶は四季春(烏龍茶)。小さいロウソクの入った台の上にポットを載せて提供されるので、お茶がいつも温かい。蒸籠は小籠包、蒸し餃子と精進蒸し餃子を5個ずつ。

画像5

れんげに乗せて薄い皮を少し破いて熱々のスープを出して食べる。シンプルにめちゃくちゃ旨い。

蒸し餃子と精進蒸し餃子はむっちむち。ニラともキャベツとも違うような緑の濃い野菜がみっしり詰まっている。卓上の調味料の黒酢もまろやかでコクがあってすごく美味しい。

画像6

2回目のオーダー。左が一口甘口パイ、上が黄身入りカスタードまん、下は中華まん。ホールのお姉さんが日本語ができる方で、おすすめしてくれたメニュー。いきなり甘いもの食べるけど気にしない。

一口甘口パイは見た目はパイ生地に見えないけど上がサクサク。

画像7

かじりかけで失礼。黄身入りカスタードまんは中身がほぼ液体。熱々で甘くて濃厚で今まで食べたことのない食べ物。生地にカスタードがしみて美味しい。

画像8

3度目のオーダー。上が「餅ぐわし」。メニューの日本語を読んでもわからないので恐る恐る注文。左はエビの蒸し餃子。右は季節のスイーツスープ。

餅ぐわしはねっとりとしたプリン状の食べ物。プリンより少し繊維ぽさを感じたので、おそらく何か芋みたいなものが入っていると思う。(確実な情報が何もない)

季節のスイーツスープは冷たいレモンとはちみつのようなスープにアロエが入っているもの。店員さんのお勧めに従って頼んだけど確かに美味しい。暑い日に大きい器でたくさん食べたい。流行ってほしい。

画像9

お腹がくちくなってきたけれど、食べてみたい好奇心が勝ってさらに注文。ゴマ餅のお焼きと季節のスープ。ゴマ餅のお焼きは、日本の中華料理屋ならたぶん熱々の餡子が入ってますが、こちらはネギとか肉とかだったはず。(記憶が曖昧に)スープは塩漬けにした牛肉を茹でた時のような出汁の効いたスープに苦瓜のような具が入ったもの。

いよいよ満腹なので以上でオーダーストップ。実は写真で紹介したメニューを食べつつ、小籠包のお代わりもしているのですごい量を食べています。大満足のお昼ごはんとなりました。

感想など

高級店の点心が500TWD(おおよそ2,000円)前後で食べ放題。ご興味がある方は体調を万全に整えて挑んでいただきたい。唯一の難点は美味しくて食べすぎてしまい、その日のお夕飯がきっと食べられなくなってしまうことくらいです。

ホール係のお姉さんには日本語がわかる方もいらっしゃるし、メニューに日本語も書いてあるので言葉が心配な方もなんとかなるでしょう。日本語が通じないときも、メニューを指さして「This one.」と言えばたぶん大丈夫。小籠包と蒸し餃子は5個単位なのでお気をつけください。

メニューは、もしあればCでも十分楽しめると思います。今回頼んだものも精進蒸し餃子以外はCに載ってるメニューです。

Cがなかった理由は、おそらくお店に伺った日が飛び石連休を埋める休日だったからでしょう。事前に食べ放題に行った方のblogで平日限定と書かれていたものを読んでいて、平日のつもりで予約していたのでした。(後日調べてみたら、休日のみCは無いという記事をばっちり見つけました。)

渡航先のカレンダーは事前に確認しましょう。

画像10

店の外に飾ってあった謎の像に見送られて帰る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?