アルバム日記「世界観」


さて、今日聞いてるのは、クリープハイプ-世界観

これの「テレビサイズ」って曲がめっちゃ好きでして。
このアルバムのちょっと前くらいからクリープハイプはドラマのタイアップとかで地上波でも流れるようになってたんだけど、その上で「テレビサイズに曲を削るとかアホらしい馬鹿死ね」みたいなメッセージ出しちゃって。しかもその上で別に人気落ちることもないしな。
っていうかクリープっていっつも喧嘩売ってるんだよな。
インディーの頃は上を見て唾吐いてバイト先に唾吐いて、メジャーいったら「メジャー行っちゃったんだ〜」とかいうしたり顔のファンに「別にお前らに歌ってねえから」って言ってたり。
そういうとこが永遠に好きです。自分の気持ちに嘘つかないところ。

実は今日ブログ書くの二本目で。
本名アカウントのほうで”音楽メディア”に関して書いてました。

皆さん知ってます?
BASEMENT-TIMES(地下室TIMES)っていうWebマガジン

バンド音楽を中心にレビューしたり、コラムを書いたりしてたサイトなんですけど。
まあ〜〜〜正直に書いてまして。ポルカドットなんたららを正直に感想述べたらレーベルに訴訟されかけるとかね。
音楽メディアとして存在してるけど、ちゃんと嫌いなものと好きなものをはっきり名言してた珍しいサイト。

わたくしこのサイトだ〜いすきでして。なんならライターもしたしちょっと主催メンバーと飲んだりもした。

実はわたくし今ある音楽メディアに属してまして。Youtubeチャンネルだけど。プライベートでだけど。

そこでは別に自分の意見を前面に出すタイプのやつじゃないから、ここでの経験が活きるわけではないけど、正直な気持ちを忘れたくはない、その上で音楽を愛していきたいなって思った次第です。

僕にも嫌いな音楽、というか、気に入らないアーティストはあって。

例えばピアノバラードが昔から苦手。
宇多田ヒカル大好きだけど、FirstLoveだけそんなに聴く気にならない。
aikoもアルバム通すとピアノバラードがあるから通しては聞けない。
フォロワーとかでしっとり弾き語りしてる人いるけど「ふーん」で終わる。
多分ビートがしっかりしてる音楽が好きだからかな(早い遅い関わらずグルーブがほしい)

歌上手いってのも別に自分には要らんかなって思う。声が好きは全然あるけど、よく言われる「歌うまい」って教科書じゃんねって。
歌の技術がうまいって思っても(思うこと自体あんまりないけど)(宇多田ヒカルですら”声”と”楽曲”と”歌詞”は好きだけど”歌声”で惚れたわけではない)それだけで評価上がることは僕個人ではないかなって。

歌詞とかも、ストーリー上で「君と僕が云々かんぬん」みたいなのは「ふーん」となりがち。
俺がビビっとくるのは、どれだけ現実離れしてるかとか、逆に見たくないほどの現実の小さいことを的確に表現してるかとか、言い回しがヤバいとかそういうことだからなんかあんまり歌詞良いって共感しづらい。(歌詞の話でコラム書きたいな)

最近だとヨルシカがそんなハマらん。楽曲は優等生〜って感じで”できてる”けど俺別に優等生じゃないし。逆にこれ以外好きじゃないならって足蹴にされてる気分になっちゃう。
あ、でも最新アルバムの「盗作」って「盗作(オマージュ)してるけどそれにも気づかない愚かなリスナーめ」みたいなメッセージ性あってちょっと好きかも。実際ショパンからピアノのフレーズ持ってきたりしてるらしい?(ソースはない。よく知らんが友達が言ってた)パンチ効いてんじゃんって。まあそれが今聴いてるリスナーに響いてるかっつったらそんなことないんだろうけど。

(もちろん個人の主観です)

ここまでは”得意じゃない””好きじゃない”レベルですけど、”嫌い”ももちろんある。ヘイトスピーチは今日はしない方向でいきますが。(聞きたかったら改めて聞いてください)(もし嫌いなものを書くとしても、その書き方で興味を持ってもらえる技術は持ちたい。誰だって努力して作り上げてるんだからただクソって否定して終わりたくない)

まあ本職もメディア系っちゃメディア系で、そういうのっていわゆる”大人の対応”というか、お世辞?を使っていかにゃならんときは多々あるけど。

自分の気持ちにはいつだって正直にいたいよねって思うんですよ。

だから僕が良いと思うものは、「僕が良いと思ったもの」です。

そういう信頼性を得ていきたいなっていう話です。

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