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リスティング広告の自動入札でCPC(クリック単価)を下げる方法

リスティング広告の自動入札では、基本的にはキーワード別に上限CPCを設定できません。

基本は、目標コンバージョン単価を設定してCPCを機械学習に任せる感じにするのですが、平均的なCPAを値として設定すると、時として許し難いCPCでキーワードが落札されたりします。

しかし、他方で余りにも低すぎる目標コンバージョン単価を設定していると、機械学習に影響が出て全然インプレッションがでなかったりして、悪影響がありそうなので控えたい。。。

そのような場合、ポートフォリオ入札戦略を使うと良いです。これは、入札戦略が自動入札で、尚且つ『目標コンバージョン単価』であってもキーワードごとの上限CPCを決めることができます。

アドテク業界にいると結構思うのですが、管理画面の使用方法は、結構統一されていないというか、なんでこんな仕様になってるの?と思うことが多々あります。

私もエンジニアの端くれなので理解できるのですが、開発の過程で、もう今更大きい変更ができない部分もあるのでしょう。

でも、ポートフォリオ入札戦略でしか、自動入札のCPC上限が決められないのは仕様としてかなり不自然だと思うわけですが・・・

まあ、話を戻すと、ポートフォリオ入札戦略を使えば、自動入札のCPC上限を決められるわけですが、これ自体は結構優秀です。

過去の経験で言えば、下手したらCPC2000円越えしてたB2B向けのキーワードを平均700円くらいまで抑えつつ、きちんと日予算を消化してくれたりしました。

ジワジワと上限CPCの引き下げを繰り返して、インプレッションがなくなる(入札単価が低すぎて入札競争に入れない)まで、この試行錯誤は続けても良いと思います。

CPCは低ければ低いだけ良いですからね・・・CPCを異常に下げると、必ずインプレッションが減り、管理画面の『インプレッションの損失率(予算)』みたいな項目も跳ねるはずなので、

そこを見て調整しつつ、限界までCPCを下げて、1日の目標クリック数を合わせていけばいいのかなと思います。

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