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ChatGPTと座付き作家(パンサー向井の#ふらっと(4/26放送分)ふらトピ後半を聞いて)

パンサー向井の#ふらっと(4/26放送分)ふらトピ後半でデジタルニュースを取りあげていた。 その中でChatGPTに小説を書かせてみるという流れになった。
パーソナリティの二人に言葉を挙げてもらって書かせた 出力された内容は、ありそうだけど、あらすじとしては良さげな感じ。
まあ、そういうものだからそういう出力になってもおかしくはないのではあるが、ちょっと面白いかもという印象を受けた。
ラジオとか、海鮮丼とか、感動とかをキーワードとして挙げていたが、その言葉の相関性の距離が大きいのが面白さの要因なのかも。
放送前の打ち合わせの時点ではあんま面白くなかったらしいが、打ち合わせだと、ありきたりなフレーズだったからそこまでではなかったのかもなあと。

常識とは外れたことをやるからこそおもしろいものが生まれるのではあろうが、その一端と要因を垣間見たようには思える。
マスにウケるようなものを考えるのであれば、普通のフレーズを利用すれば良いだろうし、面白いものを作ろうと思うと距離の離れたフレーズを使うと良いのかもということは思えたかなと。まあ、よく言われることではあるが。
ありきたりなフレーズだと、モデルの性質上そらありきたりなアウトプットになっちゃうわな。

人間でもこういう相関性の低いもの同士を組み合わせることもできるのだが、やはりAIのほうが組み立てるのは桁違いに早いとは思える。
経験の積んだプロなら話は別でああろうが、なんの経験のない人もこういうあらすじをスピーディーに意書ける余地が生まれたのはやはり大きいよなと。
失敗というかボツになるアイデアを考えるコストが小さくなるのが大きな利点ではあるかなと。
お笑い芸人で言う優秀な座付き作家がいる状況が生まれた状態が今なのかなとも。
ただ、いいネタがあったとしても、それを演じる芸人がダメならアウトプットが面白くなくなるのと同様に、ChatGPTがいい結果を出力しても、選択する側の力不足していたら意味ないよなあとも。
自分のやりたいことを伝達する能力を鍛えるのが必要なのと同時に、選択する能力も鍛えるのは、この先しばらくは必要になってくるのかなとも。
自分の評価軸を持ってないやつは、これからもっとつまらんやつになっていくだろうから、注意が必要だわな。

今日の駄文はここまで。
時代変われど、センスの良いやつは称賛されるということなのかも。

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