GRIT やり抜く力

「情熱」を育む方法(第6章)

・「情熱」は一発では人生に入ってこない

・興味を持ったら、その興味を掘り下げていく。「発見」の次は「発展」の時期。

・興味を持ち続けるためには、さらに興味が湧くような機会が何度でも必要である。そういう機会を自分で積極的につくること。つねに疑問を持って答えを探そう。答えが見つかるとさらに多くの疑問へとつながっていく。エキスパートは「ニュアンス」に興味をもつ。

・自分と同じ興味を持っている仲間を探そう。力強く励ましてくれるメンターと近づきになろう。

「新しきものに古きものを見出しとき、人は注意を引かれるーあるいは古きものに、さりげない新しさを見出したときに。」

「意図的な練習」(deliberate practice)(第7章)

エキスパートの練習法

1.ある一点に的を絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する。

2.しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。

3.改善すべき点が分かったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する。

「目標設定→クリア」を繰り返し続ける。

「目的」を見出す(第8章)

心理学者ベンジャミンブルームの「3段階の発展形式」

「初期」(第6章)~「中期」(第7章)~「後期」(第8章)

後期は「さらなる大きな目的と意義(=「ほかの人々にとって重要な意味を持つ」)」を見出す段階。

「役に立ちたい」+「興味」が大きな力を持つ。

「目的」を持った生き方の手本となる人物(ロールモデル)に出会うのが重要。

失敗への「解釈」の違いが粘り強さを生む。(第9章)

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まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう(第12章)

「やり抜く力」の強い集団の一員になる。

→まわりの価値観が自分の信念に変わる。

まとめ

「やり抜く力」は伸ばせる。

・「興味」を掘り下げて「情熱」にする。

・自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする練習を習慣化する。

・自分の取り組んでいることが、自分よりも大きな目的とつながっていることを意識する。

・絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ。


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